2013年8月21日 号(№159)
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2013年 葉月はづき 平成25年、昭和88年、大正102年、明治146年
絵日記
新着ニュース
2013/08/20 第2回茅葺きの里現地研修会(岩手県一関市)
2013/08/20 吉村昭「虹の翼」あるいは二宮忠八と防水の起源
2013/08/16 武相荘の禅寺丸柿が色づき始めました
2013/08/15 大島久次博士追加情報
2013/08/14 蛙の丸のみ
2013/08/14 横浜開港記念館のステンドグラス
2013/08/13 防水博士の博士論文 その⑩
2013/08/12 煉瓦タイル落下防止ネットで一緒にくくられてしまったススキ
2013/08/11 よくある質問
2013/08/09 防水専門誌「月刊防水ジャーナル」が創刊500号記念号発刊
2013/08/06 防水博士の博士論文 その⑨
2013/08/06 旧万世橋駅
2013/08/05 日本建築学会大会・北海道
2013/08/04 中華街の緑釉瓦屋根で溶けた銅瓦を思い出す。
2013/08/01 国交省が遠隔ひび割れ検出方法を公募
2013/07/29 「施工と管理」 銅屋根クロニクル -5-
2013/07/29 東京駅の屋根工事
2013/07/25 建築学会大会・北海道 特別講演は伊東豊雄さん
2013/07/23 樹木医の手の上で、バッタを食べる雀
2013/07/22 建築学会防水シンポの歴史(シーリング中心に)
2013/07/21 水は透すな、筋通せ
2013/07/19 旧万世橋駅遺構を整備活用し、まちの魅力向上めざす
2013/07/19 2013年 第一四半期の生産量
2013/07/16 地元建設新聞が1面トップで、大きく報道
2013/07/15 防水博士の博士論文 その⑧
2013/07/15 武蔵は遅刻しなかった?
2013/07/14 建築学会大会 北海道大学 2013 8月30日~9月1日
2013/07/13 平成25年(2013)近江神宮「燃水祭」齋行
2013/07/12 2013年7月1日「KUSOUZUくん」が誕生
2013/07/10 平成25年建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰
2013/07/09 近江神宮燃水祭を終えて記念撮影、昨年と今年
2013/07/08 舞鶴の旧海軍配水池が今日一般公開
2013/07/07 防水博士の博士論文 その⑦
2013/07/05 間もなく始まります 防水と石油の神事「燃水祭」
2013/07/04 予想超える高温化で「ヒートアイランド対策大綱」見直し
2013/07/04 近江燃水祭前日
2013/07/02 40回 「水コンペ」 応募締め切りは10月1日
2013/06/30 明日は黒川燃水祭
2013/06/29 防水博士の博士論文 その⑥
2013/06/29 茅葺屋根修繕 世田谷で「下げ葺」工事中
2013/06/28 1300年前の採油道具
2013/06/25 第18回R&R建築再生展7月3日からビッグサイトで開催
2013/06/24 国産石油が主流だった時代があった。越の国で「燃える水」をくみ取る。
2013/06/23 間もなく素屋根に覆われる門司港駅
2013/06/23 防水博士の博士論文 その⑤
2013/06/19 屋根クロニクル 3回目は築地本願寺の屋根
2013/06/21 プロジェクトアシアス セミナー
2013/06/20 JWMA第3期定時総会開催
2013/06/18 防水工事業許可業者数
2013/06/17 雨の近江神宮から2013年燃水祭のご案内が発信されました
2013/06/16 防水博士の博士論文 その④
2013/06/14 ロンプルーフ防水事業協同組合 第43回通常総会
2013/06/13 雨のスレート屋根
2013/06/12 鳥居の銅屋根
2013/06/10 ARK 25年度通常総会
2013/06/10 第40回 日本アス・日新防水技術者養成校 卒業式
2013/06/09 マン管試験 25年度は11月24日実施
2013/06/08 「燃える水」と「燃える土」が、越の国・新潟と近江を繋ぐ。
2013/06/07 第28期サンロイドDN工業会定時総会
2013/06/06 New National Stadium
2013/06/06 竹生島
2013/06/04 一般社団法人 全国防水工事業協会 第1回通常総会
2013/06/03 日本リベットルーフ防水工事業協組
2013/05/31 「防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)」とは
2013/05/30 enikki0530
2013/05/30 enikki 0528
2013/05/28 防水博士の博士論文 その③
2013/05/28 日本アス防水組合が総会と創立50周年記念典
2013/05/27 リニューアル技術開発協会21回通常総会
2013/05/25 タイルフィックス工業会第4期総会
2013/05/25 なぜ天智天皇は「防水の祖神」なの?2013>「日本書紀と瀝青」2013
2013/05/24 KRK第44回定時総会
2013/05/24 (一社)認可後初。日本金属屋根協会第51回通常総会
2013/05/23 両腕と頭で屋根を支える樋(とい)
2013/05/21 平成25年度東西アス通常総会
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2013/05/15 建築紛争解決にむけた 裁判所と建築学会のタッグ
防水博士の博士論文 その⑩
防水の博士たち⑪
大島久次博士の学位論文
大島久次博士の学位論文「特殊骨材を用いるコンクリートの使用に関する研究」
大島久治
タイトル「特殊骨材を用いるコンクリートの仕様に関する研究」
授与大学:東京工業大
授与年月日:昭和33年6月21日。工学博士
狩野春一、大島久次博士らが昭和20年台後半から将来の山砂不足を予見して、海砂使用に関する研究を行なった。こここから日本での防錆剤の研究が始まったといわれている。予見という意味では、岸谷孝一博士も、すでにこの時期に、海砂を使用した際の「アルカリ骨材反応」を想定した防錆剤の開発にも携わった。しかし、当時は海砂の使用も少なく、研究が注目されることもなかったが、昭和40年代の高度成長期に入り、海砂の使用が広がるとともに、防錆剤の研究も一気に活発化した。大島博士は直接防水の研究を行ったわけではなかったが、多くの防水のJIS制定に関わってきた。
鉄筋コンクリート用天然骨材の払底を確信した著者が、
「細骨材に対しては、従来その使用を顧みられなかった、海砂の利用を計ること、粗骨材に対しては、特に強度を必要とする構造物及び一般的な構造物で、直接土や水に接する低層構造部分に対しては、川砂に代わり砕石の積極的利用を計ること、さらに一般の高層構造部分に対しては、構造物の自重軽減化を計る意味において、天然軽石の積極的利用を計ることを痛感して、これら特殊骨材の適正利用に関する研究を行ってきた」
として一連の研究を纏めたもの。
2013/08/13(火) 12:42:45|ARCHIVES|
「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館
我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。
- 主な収録項目
特集ページ
- 資料第壱号「アスファルト及びその應用」
- 燃土燃水献上図を探ねて
- 「聖書と防水」3部作
- 「日本書紀と瀝青」
- 日本初のRC橋と琵琶湖疏水
- 『選択』に連載中の紺野大介 清華大招聘教授とルーフネット
- 「お初」の上七軒だより
- 日本橋改修工事
- 武生余話
- 今でも「燃える土」は見ることができる
- 「日本最初のアスファルト舗装の話」
- 板金いま、むかし -鴨下松五郎氏に聞く-
- 「塗材からみたコンクリート」
- 防水の博士たち
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