「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

2013年10月19日 号(№167)

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2013年 神無月かんなづき 平成25年、昭和88年、大正102年、明治146年

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新国立競技場案を神宮外苑の歴史的文脈の中で考える

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槇文彦氏の問題提起受け10月11日 日本青年館でシンポ
近代的生態学の立場から見れば代々木の森は、100年前の日本人が100年計画で作った70万㎡の、奇跡の森と呼ばれる程の人工林だ。松がまばらに生えた荒地に全国から95,000本の献木が寄せられ,労働奉仕によって明治神宮を取り囲む鬱蒼とした森に生まれ変わり、その壮大且つ綿密な計画に世界が驚いた。>>つづきを読む

「建築用シーリング材ハンドブック」の改訂版発刊

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日シ工が2013年版発行
「見やすく、分かりやすく、より使いやすい」内容に
日本シーリング材工業会(日シ工)、昭和38年2月設立。会員はわが国のシーリング材メーカーが加盟し、賛助会員は原材料メーカー、取扱業者等が加入しており、全国に7支部を有する全国的組織。>>つづきを読む

「ずいき祭り」の「ずいき神輿」の屋根は「ずいき葺き」

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10月1日~5日まで京都北野の「ずいき祭り」
神輿の屋根は「ずいき葺き」
ずいき祭り: 五穀豊穣を感謝する北野天満宮の秋の例大祭。平安時代後期から記録に残る古い祭礼。4日の還幸祭(かんこうさい)には、天満宮の神輿や、西の京七保神人(ななほじにん)がずいき(芋の茎)などの野菜で作ったずいき神輿が上七軒通を通って天満宮東門に入る。>>つづきを読む

湯島聖堂の首なし鬼

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首はただ今散歩中
湯島聖堂事務棟屋根の首なし鬼。屋根の降り棟(くだりむね)の先端、ふつうはここに鬼(瓦)がつく。銅板本瓦棒葺のこの屋根には鬼ではなくて、妖怪のような霊獣(聖獣)が鎮座する。
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絵日記

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防水博士の博士論文 その⑬

防水の博士たち⑭
西忠雄博士の学位論文

西忠雄博士も、前回の上村克郎博士と同様に防水の研究者ではありませんが、防水関係者であれば、知っておいた方が良い先生という意味で取り上げます。

西 表紙PA090432

西忠雄(にし ただお)
タイトル「北海道産軽石骨材による軽量コンクリートの研究」
授与大学:北海道大学
授与年月日:昭和37年2月2日。工学博士

論文が書かれたのは昭和36年。国を挙げての建設ラッシュで、コンクリート用の川砂はすでに払底していた。砕石や海砂の使用が始まっていた。この時期、軽量骨材の利用も進んではいたものの、軽石骨材はその脆弱性が危惧されていた。西博士は、北海道で広範囲に産出する軽石を骨材に使用した場合、どの程度のまで利用できるのか、その限界を研究した。

西忠雄博士の学位論文

西 扉P9240005

目次

(図をクリックすると拡大します)

目次①PA090445

目次②PA090447

目次③PA090449

目次④PA090450

序論

序論PA090436

地図

西地図PA090440

結語

西結語PA090442

2013/10/12(土) 14:55:20|ARCHIVES|


「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館

我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。

  • 主な収録項目

特集ページ


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