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2017年8月29日 号(№358)

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2017年 葉月はづき平成29年、昭和92年、大正106年、明治150年

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「ものづくり・匠の技の祭典2017」

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東京国際フォーラムで3日間
衣食住あらゆる分野で日本を支える伝統的な匠の技と最先端のものづくり技術の魅力を発信する「ものづくり・匠の技の祭典2017」が、8月9日(水)~11日(金・祝)の3日間、東京国際フォーラムで開催された。>>つづきを読む

絵日記

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「施工と管理」銅屋根クロニクル-45-

国内で唯一現存する府県会議事堂の遺構
新潟県政記念館

内部議長席より

建物は木造2階建、桟瓦葺き。正面玄関のある中央棟の左右(南北)に大きな切妻屋根の棟を正面に向けた両翼を張り出し、屋上中央に八角塔屋を構えた左右対称の擬洋風建築である。規模は間口が両翼部分を含めて43.7メートル、奥行は北翼(向かって右)が21.9メートル、南翼は14.6メートルである。北翼はもと議場で、2階部分は大部分を吹き抜けとするが、壁に沿った部分にギャラリーを設け、傍聴席としていた。ギャラリーは1階床に立てた鋳鉄製の柱で支えている。南翼は1階が傍聴人控室、2階が議員控室だった。中央棟には廊下に沿って知事室、議長室などの部屋が並ぶ。建物の隅や窓枠を縁取る石貼り(地元産の間瀬石を使用)や、軒周りの垂飾り、棟端の擬宝珠形の妻飾りや破風板の刳形などの意匠に、明治期擬洋風建築の特色がある。小屋組をクイーンポストトラスとし、窓を上げ下げ窓とする点などには西洋の建築技術や様式が取り入れられている。
伝統建築と西洋建築を織り交ぜた典型的な擬洋風建築で、文明開化期の高揚感が感じられる。

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県会議事堂新設を訴えたのは県令(現在の県知事)永山盛輝。1882年(明治15年)5月建設に着手、翌年3月に完成。議事堂庁舎を設計したのは当時の大阪駅などを手掛けた新潟県西蒲原郡出身の大工棟梁・星野総四郎。建設には3万7千円の巨費をかけ、本県出身の新進建築家星野総四郎を起用し設計・監督に当たらせた。
建設場所は、火災の心配がなく、新鮮な空気に富んだ信濃川に臨む河畔の白山公園隣接地を選び、完成した建物は見事な洋風建築で、当時の人々は目を見張ったという。

7、8月号

日本金属屋根協会が毎月発行する機関誌「施工と管理」に「銅屋根クロニクル」を連載させていただいています。この企画は日本の重要な近代建築や寺社建築とその銅屋根を紹介し、板金職人の技と心意気を伝えようというものです。物件と紹介と銅屋根施工のポイントを紹介してゆきます。
バックナンバーはこちら>>http://www.kinzoku-yane.or.jp/chronicle/index.html

同屋根クロニクル45新潟県政記念館(旧新潟県会議事堂) (新潟県)

(一社)日本金属屋根協会機関誌「施工と管理」№350、2017年7・8月号より

(画像をクリックすると拡大します。)

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2017/08/17(木) 23:50:03|屋根|


「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館

我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。

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