「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

2017年10月6日 号(№363)

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2017年 神無月かんなづき平成29年、昭和92年、大正106年、明治150年

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第18回司法支援建築会議講演会

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平成29年11月30日 大阪
漏水、タイル落下など建築裁判事例で講演会
日本建築学会近畿支部と日本建築学会司法支援建築会議が、平成29年11月30日(木)、13:30-17:30、大阪市中央区和泉町の大阪府建築健保会館 6階ホールで、第18回 司法支援建築会議講演会 「建築紛争の現状と課題(その5) ―大阪地方裁判所における建築裁判から―」を開催する。>>つづきを読む

信州 戸隠で茅葺きワークショップ

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2017年 10月7日(土曜)は半日見学。
10月28日、29日は、刈ったり葺いたり
詳細は (一社)日本茅葺文化協会へ>>つづきを読む

銀座でドレ見 9月24日(日)まで

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ギュスターフ・ドレの代表作の一つ「聖書物語」の美本も一緒に
聖書と防水の絵を
2017年8月23日(水)〜9月24日(日)11時〜18時 すでにお知らせしていますが、銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)1階ギャラリーA、2階ギャラリーBでドレによるダンテ「新曲」展示中です。>>つづきを読む

建築学会大会2017第6報 最後に大事なこと

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日本建築学会「建築教育振興基金(タジマ基金)」で若手研究者を顕彰
2017年(第28回)「優秀卒業論文賞」「優秀修士論文賞」
日本建築学会「建築教育振興基金(タジマ基金)」による、第28回「優秀卒業論文賞」および「優秀修士論文賞」の表彰式が行われた。この顕彰事業は、提出された論文を教育的観点から学業のひとつの成果として評価・顕彰し、表彰するもの。>>つづきを読む

絵日記

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バベルの塔の壁がなぜ白い?

関西初公開 10月15日まで大阪で公開
24年ぶりに来日したブリューゲルの傑作を間近に

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東京展で販売されたバベルシフォンケーキ

絵画ファンにとって魅力的な展示会であることは当然ながら、今回の見どころは東京芸術大学がサポートした、300%の拡大詳細図や内部詳細図の同時展示であり、建築か関係にはむしろ、絵画そのものよりもこれが注目されたともいえます。絵には1400人もの人々の生活の姿が描かれ、建設にかかわる人々の作業中の姿、船の構造や、操る人の姿、洗濯ものが干されている様子まで詳細に描いているのです。

史実性が問題視される旧約聖書・創世記の中で、バベルの塔の物語は世界にさまざまな言語が存在する理由を説明しています。「石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた」という記述は、「古代社会の技術革新について述べており、人類の科学技術の過信、おごりへの神の戒めについて語ったものである」、という解釈が一般的です。

旧約聖書『創世記』中に出てくる大洪水(ノアの方舟)のあと、地上に唯一残ったノアとその家族。ノアの息子のうちヤフェトはインド・ヨーロッパ語族の祖先、ハムはエジプト・ペルシャなどハム語族の祖先、セムはヘブライ・アラブなどセム語族の祖先となります。聖書研究者はバベルの塔が建設されたころ、民族の数は52に達していたが、同じ言葉を話していたとしています。

同じ言葉を話していたノアの子孫たちは,東方のシナルの平地に移り住みます。そして,再び大洪水が起こった時に備え、煉瓦と瀝青を用いて、町と,高い塔の建設を計画します。この地に石はなく、天然アスファルトが近くに産したから、それを使ったのです。神はこれを見て危惧し,彼らの言葉を混乱(バーラル、バベル) させ ,その企てをはばみます。人々は塔の建設を断念して散り散りになってゆきます。そしてこの町はバベルと呼ばれるようになったというお話です。なおこの塔は,奥のみず道第5回で述べたようにジッグラトと呼ばれるバビロンの神殿をさすという説もあります。

バベルはがき DSC02206

ブリューゲルのバベルの塔が、紀元1世紀に築かれたローマの円形競技場コロッセウムから着想を得ていることは明らかです。彼はこのテーマで3点描いていることが分かっています。しかし小さな象牙板に描いた最初の絵は現存せず、1563年の板絵の大作はウィーン美術史美術館が所蔵し、今回の1568年、42歳ころの作品とされています。ブルーゲルの描いたバベルの塔は、あまりにインパクトが大きかったため、その後描かれるバベルの塔は、ほとんどコロッセウム状かつ螺旋形式の「ブリューゲル風の」塔になってゆきます。

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これは東京展のポスター

「&SEALANT」は、わが国のシーリング材メーカーが加盟し,賛助会員として原材料メーカー、販売店が加入する全国に7支部を有する全国的組織である日本シーリング材工業会が年4回発行している機関誌です。機関誌「& SEALANT」の2013年12月10日発行№83から奥のみず道「ぶらモリタ」シリーズが始まりました。
狙いは、屋根と雨仕舞のウェブマガジン「ルーフネット」編集長が全国をブラブラしながら、古の人達が防水や雨仕舞にどう取り組んできたか、または歴史的建築における防水という視点で、防水やシールのルーツを探ったりヒントや知恵を見つけたりといった内容です。シリーズタイトルの「ぶらモリタ」は日シ工飯島義仁広報委員長、「奥のみず道」は&SEALANT製作担当の阿部栄治氏の命名です。

バックナンバーはこちらでご覧ください。
>>「奥のみず道」

奥のみず道"ぶらモリタ"第15回

「&SEALANT」の2017年9月10日発行№98
(画像をクリックすると拡大します。)

15バベル再び2 (2)

15バベル再び2

2017/09/20(水) 09:20:22|「奥のみず道」|


「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館

我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。

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