建築学会大会2017第6報 最後に大事なこと
建築学会大会2017第6報 最後に大事なこと
日本建築学会「建築教育振興基金(タジマ基金)」で若手研究者を顕彰
2017年(第28回)「優秀卒業論文賞」「優秀修士論文賞」
日本建築学会「建築教育振興基金(タジマ基金)」による、第28回「優秀卒業論文賞」および「優秀修士論文賞」の表彰式が行われた。この顕彰事業は、提出された論文を教育的観点から学業のひとつの成果として評価・顕彰し、表彰するもの。
今期の場合、2017年3月23日(木)までに、必要な資料を添付のうえ応募されたものを、日本建築学会卒業論文等顕彰事業委員会が選考した。なお2013年より推薦書の選考希望系欄に「総合」を設けている。「総合」は、系を横断した複合領域を対象としている。
初日の9月1日午後3時45分から、大会会場の広島工業大学ネクサス21建築デザインA室で、奨励賞に続き優秀論文賞の表彰式が行われた。
古谷誠章 会長より一人一人に表彰状が手渡される。今年の応募数は200篇。この中から厳密な審査を経て、優秀な卒業論文14編、修士論文29編が選ばれた。
祝辞を述べる田島ルーフィング田島常雄会長。
この賞は、総合防水メーカーである田島ルーフィング㈱から「タジマグループ創業70周年」を記念して寄せられた基金によって、1989年に設置された「建築教育振興基金(タジマ基金)」により、当該年度の学部卒業論文、修士論文から優れた論文を選考するもの。
今年の優秀卒業論文の中に、防水関係では東京大学・石田崇人氏による「光熱同時劣化を受ける建材用塗膜の劣化反応機構の温度依存性及びそれに伴うマクロ物性変化に関する研究」があり目を引く。
2017/09/15(金) 16:43:30|ニュース|