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2014年7月12日 号(№203)

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2014年 文月ふみづき 平成26年、昭和89年、大正103年、明治147年

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JWMA(日本防水材料連合会) 2014年施工実績

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2014年(1~12月)防水施工面積は6,352万平方メートル
一社・日本防水材料連合会(略称JWMA)はこのほど、傘下の工法別団体の施工量を取りまとめた。これによると、2013年(1~12月)防水施工面積は63,520,000㎡。>>つづきを読む

新潟で「黒川燃水祭」

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NHKニュース(新潟)が同日PM6:45
「燃える水」採油の儀など放映
平成26年7月1日(火) 10時30分、シンクルトン記念公園(胎内市下館1622)で、「黒川燃水祭」が開催された。
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国宝「鳥獣戯画」と防水

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国宝 鳥獣戯画の修理完成記念 京都国立博物館で全4巻展示
数ある絵巻の中でも最も親しまれ、世界的にも知られる国宝「鳥獣人物戯画」(高山寺蔵)。このほど朝日新聞文化財団の助成による修理が完成したことを記念して、甲巻から丁巻までの4巻すべてが公開される。同時に高山寺中興の僧・明恵(1173~1232)に関わる資料や、国宝「華厳宗祖師絵伝(華厳縁起)」(高山寺蔵)などの名宝も展示される。
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今年の日本書紀奉唱は「燃える土」業界から

平成26年燃水祭で、ARK猪野瀬会長が日本書紀奉唱

近江燃水祭次第

平成26年7月7日、近江神宮で斎行される燃水祭の次第。日本書紀奉唱の項にARK猪野瀬会長の名がみえる。

石油と防水の祖神、天智天皇を祀る大津市の近江神宮で「燃水祭」が毎年7月7日に催されている。

「日本書紀」に「越の国 燃ゆる土 燃ゆる水をたてまつる」と記されていることに基づく式典である。メインイベントともいえる日本書紀奉唱は、今年は「燃える土」の防水業界が奉唱を担当し、業界を代表してARK(アスファルトルーフィング工業会)猪野瀬正明会長が奉仕することになった。

宮司とのmenndann

燃水祭に先立つ6月25日、今回日本書紀を奉唱する猪野瀬会長(右手奥)と地元の防水工事店メイコウの杉本憲央氏が近江神宮を訪問し、佐藤宮司(写真左手)、燃水祭を担当する大木権宮司(ごんぐうじ)と打合せを行った。

平成24年には「燃ゆる土」の防水業界関係者が本格的に参列し、「燃ゆる水」の石油業界関係者と両者が初めて揃い、この年初めて防水業界から㈱メイコウ(大津市)の代表取締役社長杉本憲央氏が日本書紀を奉唱した。

日本書紀第27巻に約1340年前の天智天皇の時代が記され、「越の国」とは現在の福井県、富山県、新潟県をさし、「燃ゆる土」は天然アスファルト、「燃ゆる水」は石油のことをいう。毎年、7月1日に胎内市黒川で開かれる黒川燃水祭で古式に則り原油が採油され、7日の近江神宮燃水祭で黒川からの使者により奉納、献上される。「燃ゆる水」の石油業界は既に40年を超えて「燃水祭」に関わり参列している。

「燃ゆる土」は過去に石炭、泥炭などとされることがあったが、日本防水の歴史研究会などの調査研究により、天然アスファルトであることが明らかにされた。以後、近江神宮でのすべての表記は「燃える土はアスファルト」で統一されるとともに、4年前より防水業界の参列が始まった。

「燃ゆる土」の天然瀝青が接着材、防腐剤、防水材として使われ、機能としての防水の起源となるうえに、「燃ゆる水」も現在の多様な防水材の原料としての起源ともなる。

昨年の近江神宮燃水祭では、新潟県胎内市関係者、石油業界及び関連業界、防水業界から約200人が全国から参集した。

式典後に直会(なおらい)が開かれる近江神宮勧学館では、今年も日本書紀の記述を絵画化した「燃土燃水献上図」をはじめ画、写真、日石発行社史、「燃える土」、文献などの資料が展示される予定。

拝殿でのポジション確認
拝殿で日本書紀奉唱のポジションを確認。

高精度陽時計P1120465

日本最高精度という日時計の前で。後ろに見えるのが最古の水時計である「漏刻」の復刻モデル。オメガ社が寄贈したもの。右端が杉本氏。

漏刻の仕組みや献上時計の説明

境内の「時計館」で大木権宮司から、漏刻や献上時計の説明を受ける。

石碑前P1120590

天智天皇が詠んだ百人一首の巻頭歌「秋の田の…」の石碑の前で。天智天皇が詠んだ雨漏りの歌の碑の前に、雨漏りを防ぐ材料を作る人と売る人、工事をする人がそろった。

漏刻

漏刻。時の制度を初めて設けたのが天智天皇で、その日を新暦換算して時の記念日となった。

2014/06/29(日) 16:34:26|「日本書紀と瀝青」2014|


「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館

我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。

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