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2013年6月23日 号(№151)

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2013年 水無月みなづき 平成25年、昭和88年、大正102年、明治146年

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ロンプルーフ防水事業協同組合 第43回通常総会

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施工実績366万㎡達成 前年比110.2%
ロンシール工業㈱(門脇 進社長)が製造する塩ビシート防水「ロンプルーフ、ベストプルーフ」などの責任施工団体であるロンプルーフ防水事業協同組合は、6月14日、大阪・中津のホテル阪急インターナショナルで第43回通常総会を開催した。
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ARK 25年度通常総会

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アスファルトルーフィング工業会(略称ARK)通常総会
防水用アスファルトの供給不安は解消
アスファルトルーフィング工業会は6月7日、東京・中央区日本橋久松町の事務所会議室で定時総会を開催、25年度事業計画などを決定した後、会場を日比谷の帝国ホテルに移し、懇親会を行った。>>つづきを読む

第40回 日本アス・日新防水技術者養成校 卒業式

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11日間の研修終え 20人の若き防水マン巣立つ
第40回 日本アス・日新防水技術者養成校}
6月7日、日新工業本社会議室で、第40回 日本アス・日新防水技術者養成校の修了式が行われた。>>つづきを読む

マン管試験 25年度は11月24日実施

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国土交通省は平成25年6月7日、25年度のマンション管理士試験日程を発表した。
マンション管理士(マンションかんりし)は、マンション管理組合のコンサルタントに必要とされる一定の専門知識を有している事を証明する国家資格であり、マン管とも呼ばれ、合格者総数は全国で約2万人。>>つづきを読む

絵日記

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2013/03/17 防水の博士たち

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防水博士の博士論文 その④

防水の博士たち⑤
田中享二先生の博士論文

目的は「防水層を劣化させる気象要因を明らかにし、耐候性評価手法を確立すること」

防水博士論文集

防水アーカイブの構築に向けて活動を始めた田中享二先生の元に、多くの資料が集まってきている。これは防水関係の博士論文の一部。

シリーズ「防水の博士たち」はルーフネットで見ることができます、第1回目は波多野一郎先生の博士論文を紹介しました。2回目は小池迪夫先生、そして3回目が田中享ニ先生です。狩野、波多野、小池、田中と続く東京工業大学の防水研究の流れです。
http://www.roof-net.jp/index.php?cmd=read&page=%E9%98%B2%E6%B0%B4%E3%81%AE%E5%8D%9A%E5%A3%AB%E3%81%9F%E3%81%A1&word=%E9%98%B2%E6%B0%B4%E5%8D%9A%E5%A3%AB%20

年代順であれば、田島ルーフィングの2代目社長・田島栄一氏のブローンアスファルトの耐候性に関する研究(昭和36年)にあたりますが、今回は東工大スクールという視点で並べました。

田中享ニ 東京工業大学名誉教授の博士論文

タイトル:「合成高分子防水層の耐候性」
授与大学:東京工業大学
授与年月日:昭和56年7月31日。工学博士

田中論文表紙

この研究は昭和43年から54年まで、田中享二氏が北海道大学工学部、東京工業大学工業材料研究所において行った研究を取りまとめたもの。

田中氏は「第1節 研究の目的と範囲」の冒頭で

合成高分子防水層は、材料・工法とも比較的新しく、急速に発展したため未知のことも多く、研究すべきことも多い。中でも耐候性については建築物の耐久性に直接係わるため、重要な研究課題の一つである。

合成高分子防水層が変質劣化してくると、(1)直接防水機能を失わせるクラック・破断・材料ジョイントの剥離、(2)間接的に影響を与える材料表面のキレツ・ピンホール・チョ―キング・変色等の欠陥を引き起こす。これらの欠陥は、防水層が建築物の屋根面に施工されていることが多いため、屋外の気象の影響によると考えられる。特に合成高分子防水層の耐候性に関し必要とされているのは、変質劣化の原因になる各気象要因の影響を明らかにし、耐候性を評価する手法を確立すること、及びその手法を用いて耐候性を評価することである。

と述べている。

論文の目次

(画像はクリックすると拡大します。)

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謝辞の項では、指導教授の東京工業大学小池迪夫教授(当時:以下同様)、東工大工業材料研究所元所長の吉岡丹名誉教授、後藤一雄名誉教授、仕入豊一教授、小野英哲助教授ほか、北海道大学の洪悦郎教授、鎌田英治助教授らに謝意を表わしている。

謝辞

(画像はクリックすると拡大します。)

tanaka謝辞

2013/06/16(日) 00:40:52|ARCHIVES|


「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館

我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。

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