「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

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2012年5月21日 号(№97) 新月

2012年 皐月さつき 平成24年、昭和87年、大正101年、明治145年

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日本橋界隈、歴史的建物見学会

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建築学会が2012年度第1回見学会と講演会 5月26日10時から
「世界の都市間競争と日本橋再生計画」
現在、日本橋界隈においては、大規模な地域再生計画に基づいた再開発工事が進められている。日本建築学会は、中川俊広氏を講師に迎えて講演会を催すとともに、日本橋周辺の歴史的建造物の見学を行う。>>つづきを読む

日本初のアスファルト舗装

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明治11年・アキバ旧昌平橋が最初
NPO豊川ヨイショ佐々木理事長が紹介
紀元前にさかのぼって社会とアスファルトの関わりを調べると、接着と防水、時に防腐剤・薬品として用いられてきたことがわかる。もう少し視点を今に近付け、日本の近代産業としてアスファルト産業をみれば、その用途は防水と道路舗装になる。>>つづきを読む

Roof-Irisイチハツの英語名は「ルーフアイリス」

芝棟黄色紫

芝棟を守り彩るイチハツの英語名はルーフアイリス
ゴールデンウィークの頃、25棟ある日本民家園の茅葺屋根建物の中で、ひときわ注目を浴びるのが、「芝棟」を屋根に戴く旧清宮家住宅。 昭和40年9月、神奈川県登戸の清宮一男さんから寄贈された。>>つづきを読む

絵日記

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中島路可教室「聖書の中の化学と生物」⑦

聖書の中には動物性・植物性・鉱物性、たくさんの種類の油が登場します。画や文学との関わりでは香油が先ず思い浮かびますが、ルーフネットにとって身近なのは炭化水素の鉱物油です。「燃える水・アスファルト」と、書かれており、なんだか日本書紀と似ていますね。路可先生の講義、教会報からの転載は今回で一段落。一休みしてから、読者からの質問に応えていただく形で再開します。

古式に則り「燃える水」をカグマで掬う(新潟県黒川村にて)
古式に則り「燃える水」をカグマで掬う(新潟県黒川村にて)

聖書の中の化学と生物より  「あぶら」

「あぶら」灯火・調味・王の聖別に 善きサマリア人も癒しに使う

中島路可

「あぶら」を国語辞典でひくと、次のように出ている。「動物の脂肪、植物の実や種子、鉱物などからとれる、水に溶けない可燃性の物質。燈火用、食用、薬用、燃料用に用いられる。漢字表記は「油」を用いるが、特に液体の物を油、固体のものを「脂」、また肉のあぶらを「膏」と書き分ける。」

鉱物の油=石油は炭化水素で、聖書の中では燃える水、アスファルと示されている。動・植物性の油は脂肪酸のグリセリンエステルである。聖書の中のあぶらは動・植物性のものであって、この国語辞典の定義に示されているように、いろいろな用途がある。ちなみに、聖書の個所と用い方を見ておく。

燈火用
「ともし火のための油」(出エジプト25章6節)。マタイ25章1~13節の花婿を待つ10人の乙女達のたとえにオイルランプが出て来る。ランプと一緒に油を準備していた賢い5人の乙女と、ランプだけで油壷をもっていない愚かな5人の乙女を対比させて、天国へ入るための備えが必要であると説く。この個所は讃美歌174番、古今聖歌集(聖公会)10番にとりあげられている。「起きよ、夜は明けぬ、おとめら、目覚めよ、……新郎は来ませり、……ともしびかかげていざむかえまつれ。」讃美歌では、イエスの再臨の場所に、聖歌では降臨節に配されており、あつかいが異なる。

食料・調味料
「オリーブ油と飲み物をくれるのは彼らだ。」、「穀物、新らしい酒、オリーブ油を与え」(ホセア2章7、10節)。「それに小麦、塩、ぶどう酒、油をエルサレムの祭司たちの要求に従って、毎日欠かさず与えなければならない」(エズラ6章9節)、「その(マナ)味は油菓子の味のようであった」(口語訳)(民数記11章9節)(共同訳ではこくのあるクリームのような味であったとなっている)「オリーブ油を混ぜて焼いた輪形のパン一個」(出エジプト29章23節)

くすり、化粧用
「ぶどう酒は人の心を喜ばせ、油は顔を輝かせ、パンは人の心を支える」(詩104編15節)「体を洗って香油を塗り」(ルツ3章3節)「ダビデは地面から起き上がり、身を洗って香油を塗り……」(サムエル下12章20節)、「打ち傷、鞭のあと、生傷はぬぐわれず、包まれず、油で和わらげてもらえない」(イザヤ1章6節)、「お前の生まれた日に、お前のへその緒を切ってくれる者も、塩でこすり、布にくるんでくれる者もいなかった」、「わたしはお前を水で洗い、血を洗い落とし、油を塗った」(エゼキエル16章4節、9節)。新約聖書には病気を治すのに油が用いられている。「多くの悪霊を追い出し、油を塗って多くの病人をいやした」(マルコ6章13節)。有名な善きサマリヤ人の話しの中でも、傷を治すのに油が用いられている。「サマリヤ人は、そばに来ると、その人を見て憐れに思い、近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。」(ルカ10章33・34節)

さて、油にはもう一つ重要な役目がある。メシヤ(=救世主)はヘルブ語で“油を注がれた者”であり、キリストとはギリシャ語のクリストスで、同じ意味をもっている。“油をそそぐ”という言葉の明解な面白い説明が士師記9章8・9節にある。「木々が、だれかに油を注いで自分たちの王にしようとして、まずオリーブの木に頼んだ。『王になって下さい。』オリーブは言った。神と人に誉れを与えるわたしの油を捨てて……」

この表現は、油が王に聖別する儀式に用いられ、そのための油としてオリーブ油が使われることを示している。

古代オリエントの世界では、油には特別な力があると考えられ、祭司や王の任命に油を注いでその徴としたのである。

聖書コンコーダンスで「あぶら」の項目をしらべると、「あぶら」約260回のうち約110回が“油を注ぐ”である。油を注ぐ行為とは、神による祝福、聖別、承認、顕彰を意味している。イエスはイザヤ書の言葉「主はわたしに油を注ぎ、主なる神の霊がわたしをとらえた。」(61章1節)を引用して、自から油を注がれたものであると宣言した。「主の霊がわたしの上におられる。貧しい人に福音を告げ知らせるために、主がわたしに油を注がれたからである。」(ルカ4章18節)。「神は、聖霊と力によって、この方を油注がれた者となさいました。」(使徒行伝10章38節)

現在、私達は洗礼者ヨハネが始めた水による洗礼を受入れているが、ヨハネは水を油に変えて使ったのえあろう。「わたしたちに油を注いで下さったのは神です」(コリントⅡ1章21b節)、「あなたがたは聖なる方から油を注がれている」、「あなたがたの内には、御子から注がれた油がありますから」(ヨハネの手紙Ⅰ2章20・27節)。以上はそのことを示す言葉である。

油注ぎには、オリーブ油やオリーブ油に香料や樹脂などを溶かしたものが用いられるが、ゴマ油も用いられていたふしがある。“開けゴマ!!”御存知アリババと40人の盗賊のなかに出てくる呪文である。アラビヤン・ナイトの時代、すでにゴマがあった。ゴマはアフリカ大陸サバンナ地帯を起源とするが、紀元前三千年、古代オリエントで大々的に栽培されていた。エジプトの遺跡からゴマが出土したり、ギリシャのヒポフラテスやヘロドトスらもゴマの効用についてのべている。

聖書にはゴマは出てこないとされているが、重箱の隅をつつくような気がしないでもなが、エキゼル書27章17節のツロの交易品にゴマが示されているようである。聖書の各版の問題の個所をみてみよう。

  口語訳・小麦、オリーブ、いちじく、蜜、油……
  バルバロ訳・ミンニットの小麦、パナグ、蜜……
  共同訳・ミニトの小麦、きび、蜜、油……
  現代訳・ミニテの小麦、砂糖菓子、蜜、油……

このオリブ、パナグ、きび、現代訳の砂糖菓子の部分が、アラビヤ語の聖書では“ゴマの種子から造った菓子”となっているらしい(松村、聖書の植物258頁)。この部分が、どうもゴマらしいのである。

香ばしいかおりをもつゴマ油は、中東の上流社会でオリーブ油の代りに化粧料として用いられた。

食品としての油のグラム当りの発熱量は、炭水化物4.1カロリー、タンパク質4.1~5.5カロリー、油脂9.3カロリーで、他の食品に比べ極めて高く、エネルギーの貯蔵庫である。

生体の中の油脂は糖、タンパクなどと結合して細胞膜やクチクラ層の形成、神経伝達機能の構築など重要な役割をになっている。また、イワシなどに含まれる不飽和脂肪酸からは生体内でプロスタグランジンが作られ、陣痛促進、発情作用、胃酸の分泌、血液の凝集、体温制御などと関係がある。

私達が利用している油脂はいろいろな炭素数の脂肪酸が混じっているが、その数はC14 ~C20の偶数のものである。これは生物体の中で油脂がどうやって生合成されるかということと関係している。

もう一方のあぶらである動物性の油脂については、祭壇の献げものとして燃やすことがレビ7~9章にのべられるが、逆説的に見れば、次の禁止の規定は動物性油脂もたべられていたことの証左であろう。「牛、羊、山羊の脂肪を食べてはならない。自然に死んだ動物や、野獣に殺された動物の脂肪は、いかなる用途に使ってもよいが、食べてはならない。」(7章24節)

あぶらは日本語では油、脂、膏であらわされるが、肉食の国ではあぶらの表記は多い。単語を並べておくので自分で英和辞典を引いて見て下さい。(和英のあぶらをひくほうが早い)。Oil,fat,lard,suet,tallow,grease,(Ointment,Wax)
(鳥取大学教授)

聖書中の化学と生物(58)川口基督教会報1993年1月31日号より

点火の儀:新潟県黒川燃水祭にて。掬いとった燃える水に点火する
点火の儀:新潟県黒川燃水祭にて。掬いとった燃える水に点火する


「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館

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我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。

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