JADA 第3回定時総会
JADA 第3回定時総会
JADAがNEDOプロジェクトに参画
「ドローン等を活用した建築物の外壁の定期調査に係る技術開発」
一社日本建築ドローン協会(JADA)は、2020年5月29日、東京・神田のJADA事務所で、第3期定時総会を開催した。今回の総会では、新型コロナウイルス感染拡大対策として事前の議決権行使による表決を取りまとめ、同当協会としては初めてWeb会議システムを導入し、リアルの総会会場と会員をWebで繋ぐハイブリッド型バーチャル総会とした。(写真手前から本橋会長、右奥へ・楠副会長、兼松副会長)。
司会進行は兼松副会長。本橋会長が議長として、①2019年度事業報告②2019年度収支決算報告③2020年度事業計画案④2020年度事業予算案を審議、いずれも原案通り承認、可決した。
次年度最大の事業は、NEDOプロジェクトの採択を受け、研究開発事業をスタートする「規制の精緻化に向けたデジタル技術の開発」における「ドローン等を活用した建築物の外壁の定期調査に係る技術開発」への参画である。
平成29年度及び30年度に国土交通省の「建築基準整備促進事業(以下、基整促という)」において、赤外線装置を搭載したドローンによる診断方法(調査手順、安全確保技術等)の検討を行った結果、赤外線装置の性能に加えてドローン飛行の安全性や安定性等の複合的な影響により、外壁調査における精度や運用の課題が示された。このNEDOプロジェクトは基整促で示された課題を解決するための開発プロジェクト(全額助成、期間:2020年度)で、同協会及び、一般財団法人日本建築防災協会、神戸大学が共同で実施する事業として採択を得たもの。
国立研究開発法人建築研究所と共同研究契約を締結して4者で役割を決めて遂行される。その中でJADAは近接・建築調査用ドローン開発を担当する。
2020/06/20(土) 00:23:23|ドローン|