「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

2012年9月30日 号(№115)

2012年9月30日 号(№115) 画像の説明

2012年 長月ながつき 平成24年、昭和87年、大正101年、明治145年

画像の説明画像の説明

土木研究所 創立90周年記念講演会

画像の説明

独立行政法人土木研究所は大正11年9月30日に内務省土木試験所として創立された。創立90周年記念事業の一環として、10月1日 土木研究講演会を開催する。>>つづきをよむ

ツタンカーメンと防水の接点 ①

画像の説明

アスファルトでコーティングされた、ツタンカーメンのひひじい(高祖父)の立像
全体はアスファルトで真黒に塗られているが、青字で「素地」と書かれた部分(頭頂部、目、左尻)はアスファルトコーティングがはげ落ち、杉の素地が見えている。>>つづきを読む

東京駅ルネサンス

画像の説明

「東京駅が国宝になってもおかしくない」とフジモリ先生。
鉄道マニアのスーパーゼネコン技術者が特集内容を絶賛した。東京駅は全長335メートル。世界でも類例がない長大な駅舎として大正3年完成。5年間にわたる保存・復元工事が完了した。>>つづきを読む

改修工事標準仕様書の方向性で討論

画像の説明

改修工事標準仕様書作成に向け活発な意見交換。日本建築学会大会 名古屋。
改修工事標準仕様書作成に向けて活動を続けてきた日本建築学会材料施工委員会は、改修仕様の方向付けが大枠固まってきたことから、9月23日、名古屋大学で開催された日本建築学会大会の研究協議会で、経過説明を行った。>>つづきを読む

絵日記

新着ニュース

2012/09/28 正倉院正倉の軒先から東大寺と興福寺を見るnew
2012/09/26 関東防水管理事業協組総会new
2012/09/23 ツタンカーメンと防水の接点 ②new
2012/09/23 リフォーム&インテリアショーnew
2012/09/22 確かに東北新幹線は東京駅からでている
2012/09/20 黄金のマスクより興味深い瀝青の王と女神
2012/09/19 土木研究所 創立90周年記念講演会
2012/09/17 ツタンカーメンと防水の接点 ①
2012/09/16 東京駅ルネサンス
2012/09/15 紫式部色づく
2012/09/14 改修工事標準仕様書の方向性で討論
2012/09/13 正倉院の屋根ふき替え 雨漏り懸念で
2012/09/12 建築学会改修工事標準仕様書制定に向けて
2012/09/11 京都の建設新聞が燃水祭を大きく報道
2012/09/10 上野・黒門(旧因州池田屋敷表門)重要文化財
2012/09/09 スカイツリーの防水 ②
2012/09/04 防水メトロ 営団メトロは最近防水対策を熱心にPR
2012/09/03 31期全アロン防水組合総会
2012/09/01 「武相荘─秋」
2012/08/30 絵日記・ヤタイヤシ
2012/08/29 処暑の朝焼け
2012/08/29 ヒートアイランド対策大綱改定へのパブコメから
2012/08/28 材料施工委員会が左官工事小委員会委員を公募
2012/08/25 ビオトープなど長年の研究成果踏まえシンポ
2012/08/23 橋梁の超寿命化施策で国交省がアンケート
2012/08/22 スカイツリーの防水面積とシーリングの長さ
2012/08/21 平成24年度 建築改修投資見通しは8兆7千億円。
2012/08/17 今年の夏は新暦5月21日から8月17日まで。
2012/08/15 住宅紛争処理支援センターがコードレポート2012を公表
2012/08/14 法輪寺の月
2012/08/13 「水と緑による地域の再生」に防水はどう係わってゆく?
2012/08/10 ジョサイア・コンドルの博物館
2012/08/08 上賀茂神社の二葉葵
2012/08/08 2012建築学会大会名古屋
2012/08/05 聖地上賀茂神社は水遊びのメッカ
2012/08/04 カラスウリの花
2012/08/04 行ってみたい図書館
2012/08/01 2012黒川燃水祭(ROOF-NET編)

 :
以前の更新情報はこちらをクリック!

燃える土と燃える水が初めて揃った燃水祭 ③

平成24年近江神宮燃水祭(ROOF-NET編)

舞楽奉納、玉串拝礼、展示会、直会

画像の説明

近江神宮燃水祭は半世紀以上の歴史があるが、石油業界が初めて参列したのは昭和53年である。翌年からは自らの業界の起源にかかわる祭事として徐々に「燃水祭」と深くかかわり、神宮と石油業界が協力して、祭事を盛立ててきた。その過程で、装束や、点火方法や、日本書紀の奉唱、舞楽の奉納など少しづつ現在の姿に整ってきた。

「燃水祭」の拠り所は日本書紀であり、そこには「燃える土と燃える水を献上」と記されている。今年初めて「燃える土の関係者」として、防水業界が「燃える水の業界」の方々から温かく迎えられた。今後、燃える土関係者としてどう協力してゆくか、2013年の燃水祭に向けて検討してゆかねばならない。

女人舞楽原笙会による舞楽奉納
女人舞楽原笙会による舞楽奉納

今年の曲は天人の舞を象って平安初期から中期にかけて作られたという「登天楽とうてんらく」。黄色の蛮絵装束が、小雨で一層深みをました神宮の緑に映える

組合理事長の玉串拝礼

各県石油商業組合理事長の玉串拝礼(手前は世話人の一人、大阪石油商業組合浪田昌治理事長)。

防水業界代表

「燃える土関係」として防水業界代表も玉串拝礼。

宮司挨拶
宮司挨拶

世話人挨拶
近江神宮燃水祭世話人挨拶

世話人を代表して滋賀県石油組合芝野桂太郎理事長が直会(なおらい)で次のように挨拶。

「燃える水」と「燃える土」がようやく揃いました。本日、燃える土を起源とする防水業界から15名の方が参列いただきました。この合体によりまして、燃水祭がますます盛大になるよう祈念いたします。

直会会場
直会(なおらい)会場

「燃える土」関係者として今年は防水業界から約20名参列、うち15名が直会(なおらい)にも参加した。

燃水祭と石油商業組合との関わりは40年を超える。その経緯は近江神宮が発行していた広報誌「志賀」やルーフネット「日本書紀と瀝青」などを参照下さい。

>>近江神宮「志賀」が語る「燃水祭」を読む
>>「日本書紀にみる防水の起源」を読む

燃土燃水献上関係資料展
燃土燃水献上関係資料展

画像の説明

画像の説明

ルーフネットと日本防水の歴史研究会による「燃土燃水献上」に関する資料が近江神宮勧学館で展示された。展示されたのは、画、写真、日石発行の5冊の社史、「燃える土」、その他文献資料など50点。

展示品の一例。(絵や日本書紀などの展示物はもちろん本物ではありません。原寸複写)

1.小堀鞆音「燃土燃水献上図」。
2.東京芸大が所蔵する々下絵。
3.日本書紀の該当部分。
4.々 絵を精密に再現したジオラマ。
5.田谷力三のデビュー作でもあるオペレッタ「燃える水」。
6.々絵を精密模写した帝室技芸員・塚田秀鏡の最晩年の彫金作品「燃土燃水献上図花容器」。
7.絵の制作を依頼した日本石油の5冊の社史。大正6年の30年史は、本そのものが作品として、展示された。
8.「燃える土」現在でもアスファルトの地層が露頭している秋田で採集したもの。
9.日本石油が創立70周年記念として5000枚を製作し関係者に配布したという「燃土燃水献上図」の西陣織作品。
10.同じく90周年品として少量配布された、「燃土燃水献上図」彫金煙草入れ。
11.大協石油が前田青邨に依頼した「燃土燃水献上図」。
12.小堀鞆音の画をもとに小学生が作った連作版画集「燃える水」。
その他。

>>近江神宮燃水祭でルーフネットの「防水の歴史ミニ展示」を読む

記:日本防水の歴史研究会事務局長・森田喜晴(ウェブマガジン「ルーフネット」主宰)
写真はいずれも日本防水の歴史研究会提供


「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館

画像の説明

我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。

  • 主な収録項目

特集ページ


本サイトの内容の無断転載、および無断利用を禁じます。

powered by Quick Homepage Maker 4.8
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional