2012年6月4日 号(№99)
2012年6月4日 号(№99)
2012年 水無月みなづき 平成24年、昭和87年、大正101年、明治145年
社団法人日本金属屋根協会総会
金属屋根の耐風性の研究推進
社団法人日本金属屋根協会は5月18日、東京・茅場町の鉄鋼会館で平成24年度通常総会を開催、金属屋根・外壁の品質向上につながる諸施策に取り組むとともに、屋根30分耐火構造に関連する事業を展開することを決めた。主な重点事業は次の通り。
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1等100万円 第39回水コンペ応募登録受付中
今回のテーマは、アジアモンスーンの「家」。
総合防水メーカー日新工業㈱がアイデアコンペ
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2012 日本建築仕上げ学会賞 表彰式
仕上げ学会賞 2012功績賞に難波蓮太郎工学院大名誉教授
日本建築仕上げ学会は5月15日、東京・港区の建築会館で、平成23年度通常総会および学会賞授賞式を開催した。
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絵日記
新着ニュース
2012/05/31 日本アス防水協組 第49回通常総会
2012/05/30 東西アスファルト事業協同組合H24年度通常総会
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2012/05/15 アスファルトはどう使われてきたのか?
2012/05/14 緑のコートをまとう建築
2012/05/13 バーゲン会場ではありません
2012/05/12 設立20周年記念号 社団法人全国防水工事業協会が発刊
2012/05/10 日本橋界隈、歴史的建物見学会
2012/05/09 日本初のアスファルト舗装
2012/05/07 Roof-Irisイチハツの英語名は「ルーフアイリス」
2012/05/06 歌舞伎座の瓦
2012/05/04 防水工の労務単価 平成22年10月調査
2012/05/03 屋根の問題です。マリー アントワネッと水戸黄門の共通点は?
2012/04/29 首都圏の地下鉄道の浸水防止対策協議会
2012/04/27 アスファルトが露出する地質百選認定地で講演会
2012/04/24 防水の歴史 61年前の今日
2012/04/22 哲人フンデルト・ヴァッサーの屋上緑化
「日本最初のアスファルト舗装の話」②
火が入って日の目を見なかったアスファルト舗装工事
ウィーン万国博覧会は、1873年5月1日から10月31日までオーストリア=ハンガリー帝国の首都ウィーン中心部にあるリングシュトラーセ内・プラーター公園で開催された。日本からは岩倉使節団も見学した。これを参考に明治10年(1877年)日本で開催されたのが、「内国勧業博覧会」。
日本初のアスファルト舗装が、神田・旧昌平橋であると前回の記事にあったが、実はその前年である明治10年8月、東京上野で開催された日本で初めての「内国勧業博覧会」会場の園芸館の床に施工されたのだ。しかし突貫工事と、不慣れな作業員が土瀝青を加熱中の溶解釜に火をいれ、溶けた土瀝青は燃え上がった。この為、その後道路や床舗装に可燃物を使ってはならん、という指示が出てしまったのである。
そして初期のルーフィングともいえるタールペーパーのお話です。紙にアスファルトでなく、タールをしみこませる。ガスを製造する際発生するタールの処分に困っていたものです。由利公正は「タ-ルペーパー」を防水用途に用いることを思いつきました。
しかしタールではやはり…。
秋田県二ツ井にて、アスファルトの露出しているところを解説する佐々木さん。
「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館
我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。
- 主な収録項目
特集ページ
- 資料第壱号「アスファルト及びその應用」
- 燃土燃水献上図を探ねて
- 「聖書と防水」3部作
- 「日本書紀と瀝青」
- 日本初のRC橋と琵琶湖疏水
- 『選択』に連載中の紺野大介 清華大招聘教授とルーフネット
- 「お初」の上七軒だより
- 日本橋改修工事
- 武生余話
- 今でも「燃える土」は見ることができる
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