2010年 9月23日 号
2010年 9月23日 号
2010年 長月ながつき 平成22年、昭和85年、大正99年、明治143年
建物を大事に長く使うことは、環境の時代のマナー
身体と同じ。自分の建物は自分で診断。
これならできる屋上防水セルフチェック!
マニュアルを作ったのは、日本の防水材料メーカーの元締め、日本防水材料連合会(JWMA)。マニュアル制作者を代表して田中享二さんは、こう言っています。
普通の人がこれを持って屋上にあがり、防水調査ができます。
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2010/09/14(火) 12:00:00|集合住宅改修 !&?|
国会議事堂洗浄中
そろそろこんな季節に…と思い、
ふと見上げれば国会議事堂中央塔屋に厳重な養生が。
何してるんですか?と問い合わせてみると…>>全文を読む
2010/09/13(月) 09:33:34|歴史的建物を守る|
ひび割れマニアのためのクイズ その1 解答
こたえはヴァッサーの2000年カウントダウン時計
百水(フンデルト=百 ヴァッサー=水)は この時計に何を込めた?
東京で唯一見られる フンデルトヴァッサー作品。
《水と緑は地球環境の象徴。柱と柱の空間は大小の生き物と人間の世代になぞらえている。この時計は現世の暗喩である。》そうだ。このひび割れをヴァッサーは予測していたか?想定していたならこれは何を表わす?
2010/09/00(0) 09:16:00|緑化とルーフプラン|
数珠を持った南禅寺サポーター
琵琶湖疏水余話2
南禅寺の三門(知恩院三門、東本願寺御影堂門とともに、京都三大門の一つ)をくぐり、その壮大さに圧倒され口をだらしなく開けたまま、一直線に法堂に吸い寄せられてゆく。と、突然うしろから声がかかる。
南禅寺法堂の雨漏り。
現在の法堂は明治42年に再建されたもので、80余年を経て、雨もりがするようになり、平成2年、開山大明国師700年大遠忌記念行事として、屋根茸替え工事及び敷瓦取り替え工事を行い、平成2年落慶法要が営まれました。(南禅寺HPより)>>全文を読む
鶴川絵日記
あちこちで色づき初めた禅寺丸
新着ニュース
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2010/09/16 ヘブライ語で「瀝青」は「ヘマル」
2010/09/15 ひび割れマニアのためのクイズ その1 解答
2010/09/14 建物を大事に長く使うことは、環境の時代のマナー
2010/09/13 国会議事堂洗浄中
2010/09/12 音楽の仙人
2010/09/11 直径1メートルの高圧蒸気用シールは藁(ワラ)編み
2010/09/10 数珠を持った南禅寺サポーター
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2010/09/05 ひび割れマニアのためのクイズ その1
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2010/08/17 「本邦最初鉄筋混凝土橋」碑はこうして立てられた。
2010/08/16 防水改修工事と保険の話:事例③ 漏水事故とPL保険
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ひび割れマニアのためのクイズ その1 解答
こたえはヴァッサーの2000年カウントダウン時計
百水(フンデルト=百 ヴァッサー=水)は この時計に何を込めた?
東京で唯一見られる フンデルトヴァッサー作品。
《水と緑は地球環境の象徴。柱と柱の空間は大小の生き物と人間の世代になぞらえている。この時計は現世の暗喩である。》そうだ。このひび割れをヴァッサーは予測していたか?想定していたならこれは何を表わす?
ウィーンで最も有名な屋上緑化事例は7月13日のOH日記のヴァッサーハウスだろう。屋上どころか、廊下や踊り場、部屋の中から巨大な幹が伸びて、今では建物を覆っている。でも環境ブームに乗って「屋上緑化」をPRするメーカーがイメージキャラクターとして、日本人好みのウィーン風色彩にひかれて、ヴァッサーを選んだとしたら大変だ。彼の考える建物と植物の共生状態はこうだ。屋上緑化なんて生やさしいものではない。
さらに、この下の画には一番驚いた。 屋上に木を植えるのではない。レストランの屋上を八ヶ岳の森にした俳優はいたが、そんなレベルを超越している。ヴァッサーの家は森にぶら下がるのだ。
森にぶら下がる家
森の下にぶら下がっている家。1972年。シルクスクリーン19色、箔押し3色。50×67。
出題時(9月5日のOH日記)に言った様に「tooヘビー」でしょう?
- この項は続きます…
- カウントダウン時計は漏刻と深いつながりがあるに違いない。
- ヴァッサーは「雨」に執着。
- 「屋上緑化」という軽いノリでは見逃してしまうものを、ヴァッサーは教えてくれる。
- 美術・建築のヴァッサーと音楽のフリードリッヒ・グルダは双子ではないか?
- 愛する百水作品集:その1は「屋根の上の川」。
…などです。
- カウントダウン時計の秘密
- 秘密1. 7段の水槽に植えられているのは、パピルスで、これはヴァッサーの指示。したがって作品の一部である。初夏に花が咲く。だだし今は増えすぎて、管理に困り、ポット植えにした。
- 秘密2. このモニュメントは当初TBSの緑山スタジオにあったが、ミレニアムのカウントダウン終了後、現在の赤坂本社前に移された。
- 秘密3. 池の水はポンプで循環している。午後4時から5時の間はストップする。
- 秘密4. 最後の7段目から注ぐ池には金魚がたくさん泳いでいる。これはヴァッサーの指示ではない。近所のおばさんが夜店ですくったものを放したのである。鯉も数匹いるが、これを放したのは誰か解っているが言えない。
- 秘密5. モニュメントの場所は赤坂TBS入口のすぐそばだが、受付のきれいなお姉さんに「フンデルト・ヴァッサーのカウントダウン時計はどこですか?」と尋ねても知らない。が、すぐに総務に聞いてくれて、数分後には親切に教えてくれる。
2010/09/15(水) 00:09:20|緑化とルーフプラン|
「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館
我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。
- 主な収録項目
資料第壱号「アスファルト及びその應用」
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