2010年 12月13日 号
2010年 12月13日 号
2010年 師走しわす 平成22年、昭和85年、大正99年、明治143年
なぜ水路閣はかくも挑戦的に南禅寺境内を横切るか
疏水余話4
計画段階から、建設当時の京都府と宮内庁、南禅寺、三井寺間のつばぜり合いがあったという。
いくらなんでもよその家の玄関のまん前に橋を作るか? しかもそれが天下の南禅寺。今でこそ南禅寺にとって水路閣は重要な見どころであるが、建設計画を聴かされた時、激怒したのは当然だろう。当初計画では水路は山の中を通るはずであった…全文を読む
燃土燃水研究の貴重書、入手!
献上地が黒川村であることの決めてになった本。燃土が瀝青であることも解説。
日本書紀に記された天智天皇への献上地として有力候補は3か所あった。その中で黒川村が抜きんでたのは、この編者である錦織平蔵さんや、戦前の郷土史家金塚友之丞氏らの研究成果による…全文を読む
小堀・燃土燃水献上図の謎解き
芸大所蔵、小堀「燃土燃水献上」下図の裏面には「大正三年博覧会出品画」と記されている。
「東京芸術大学百年史」第2巻の大正3年の章に「東京大正博覧会」に関する以下の記載がある…全文を読む
絵日記
新着ニュース
2010/12/10 「アスファルト及びその応用」そして「ニチレキ」の生き証人
2010/12/09 シャガールが描いた「ノアの方舟」
2010/12/08 お献茶副席の上七軒のお茶席に行ってきました(左千夫)
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2010/12/02 燃土燃水研究の貴重書、入手!
2010/11/30 武生余話夜話2
2010/11/29 小堀鞆音による天智天皇への「燃土燃水献上図」
2010/11/28 エコポイントで断熱材がブレーク
2010/11/26 水コンペ 入賞作品に 審査委員からのコメントとアドバイス
2010/11/24 水路閣のひび割れ対策、いまだ方針固まらず。
2010/11/22 「1等はいもりの研究」―第7回こどもしぜん科学大賞
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2010/11/17 速報・第37回 日新水コンペ 1等は佐々木氏
2010/11/16 あるコスモポリタンの憂国(『選択』連載17)
2010/11/15 防水メーカーが作った美術館。 ~なぜ作ったの?~
2010/11/14 日本書紀の燃土「瀝青(アスファルト)献上」。塚田秀鏡はこう彫った
2010/10/13 「保護層なんか要らない」というコンクリート屋さんがいたならば、こう言いましょう
2010/11/12 慎重かつ長時間の審査
2010/11/09 匠リニュアル10周年で、田中教授がRC長寿命化基調講演
2010/11/03 日本橋の防水工事
2010/11/02 砂付き改修がターゲット。アスファルトウレタン塗膜新工法まもなく上市
2010/11/01 日本橋いま
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武生余話夜話2
蔵軍団のアジトが「木工房・蔵」。そのオーナーがTさん。
ピカ一の箪笥職人。蓄音機を作ってしまった。サウンドボックスと針を次々と取り換え、竹針、鉄針を次々交換しながら聴かせていただく。
SPの枚数を尋ねてみたが、もちろん不明。
↑針の山。ただし閻魔様はいない。
←下の丸いのがサウンドボックス。LPレコードプレーヤーならトーンアームのカートリッジにあたる。震動板の素材にジュラルミンや雲母が使われる。ハサミは竹針用のカッター。
オーナーよりもコレクションに詳しい武生人Sさん。どこに何があるか、全てインプットされている。武生の生き字引でもある。左は紺野大介軍団長。
ウェルカムミュージックの「キッスオブファイヤー」から、トスカニーニ、フルトヴェングラーで興奮させられ、極め付きは「諏訪根自子」のヴァイオリン。はずかしながら知りませんでした。ねじ子さん。これを聴くためにクレデンザを買ってもいい。買えないけど。ゲッペルスからストラドをプレゼントされたとか、絶世の美女ということを知らなくても、感動しますね。
諏訪根自子のことはSさんが教えてくれた。
をどうぞ。
さらに
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%8F%E8%A8%AA%E6%A0%B9%E8%87%AA%E5%AD%90
をどうぞ。
次はクナッパーツブッシュ・ベルリンフィルとのブラームス、とバッハのパルティータをぜひ「蔵」で聴かせていただきたいと思います。
2010/11/30(火) 00:55:46|MUSICフォーラム|
「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館
我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。
- 主な収録項目
資料第壱号「アスファルト及びその應用」
資料第弐号「日本アスファルト物語」 (編集中)
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