「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

2010年 10月30日 号

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2010年 神無月かんなづき 平成22年、昭和85年、大正99年、明治143年

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スレート屋根改修の提案

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日本金属屋根協会JMRAが、一般向け手引き発行
老化したスレート屋根の改修
このほど発行されたA4、12ページの一般ユーザー向けパンフレットの内容は次の通り…>>全文を読む

ノーベル賞と防水とニュートリノ

ニュートリノ

地下1000メートルの防水工事
5万トンの水をためるスーパーカミオカンデの建設。空洞の外壁に吹き付け防水を施工し、中に5万トンの純水をためるステンレスタンクをつくる。タンクの外側にも水をためる。この外側の水が、本来の宇宙から来るニュートリノ観察のノイズとなる岩盤からの放射線をガードする…>>全文を読む

日石・コスモの社史は日本書紀「燃土・燃水献上」から始まる

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アスファルト(瀝青)・原油の起源は日本書紀で
昭和12年に日本石油が発行した記念誌「日石50年」。橋本圭三郎社長は「巻頭に題す」で…「草創当時、山師(やまし)仕事と賤(いや)しまれた此の事業も、今では国防上に、産業上に、また交通上に、重大な役割を演じ、その消長は直ちに国運の隆替(りゅうたい)と相関するやうになった…と述べている。>>全文を読む

絵日記

武生神社

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新着ニュース

2010/10/27 ブローンアスファルトを改良してルーフィング防水事業を育てた 市川良正氏new
2010/10/26 日本書紀・燃土燃水献上ジオラマ。新潟黒川村伝習館new
2010/10/25 「土木遺産になった地下鉄銀座線」の防水工事 new
2010/10/23 ずいき祭りの主役は 舞妓・芸妓とずいき屋根new
2010/10/23 あるコスモポリタンの憂国(『選択』連載30)
2010/10/22 武生余話  話の前のはなし
2010/10/21 日石・コスモの社史は日本書紀「燃土・燃水献上」から始まる
2010/10/19 スレート屋根改修の提案
2010/10/18 ノーベル賞と防水とニュートリノ
2010/10/14 雨の夜の日本橋改修工事
2010/10/13 日本橋の橋脚をシダで緑化?
2010/10/11 ヘブライ語版「聖書と防水」ダイジェスト
2010/10/07 カラスウリは中国の赤 「唐朱」 瓜
2010/10/06 天智天皇に献上された「燃土=瀝青」が刺繍になった
2010/10/03 防水関係者のための美術講座 彫金 日本書紀と瀝青 余話 その2
2010/10/02 聖書中の「瀝青」。ヘブライ語版ではこう表記
2010/10/01 舞妓さんの うちわプレゼント! だそうです。
2010/10/01 あるコスモポリタンの憂国(『選択』連載37)
2010/09/30 美術館の館長は、元、橋梁防水の専門家
2010/09/26 「保険で工事受注のアドバンテージをとる」とは?
2010/09/24 昨年の屋上緑化面積はサッカーコート約40面分
2010/09/22 建物外壁のガラス窓でも太陽光発電
2010/09/18 南禅寺菊水さんで浴衣会。私(左千夫)も3曲
2010/09/17 日本の防水の原点「日本書紀~燃土燃水献上図」を見に行こう!
2010/09/16 ヘブライ語で「瀝青」は「ヘマル」
2010/09/15 ひび割れマニアのためのクイズ その1 解答
2010/09/14 建物を大事に長く使うことは、環境の時代のマナー
2010/09/13 国会議事堂洗浄中
2010/09/12 音楽の仙人
2010/09/11 直径1メートルの高圧蒸気用シールは藁(ワラ)編み
2010/09/10 数珠を持った南禅寺サポーター
2010/09/09 新作!いや贋作? ちょっと驚いた「燃土・燃水献上の図」
2010/09/09 日本学術振興会が、防水材によるRC保護効果でシンポ
2010/09/09 前田青邨も描いた「燃ゆる水献上の図」
2010/09/05 ひび割れマニアのためのクイズ その1
2010/08/03 日本初本格的RC橋の両橋台に大きなひび割れ。
2010/09/01 天智天皇は防水の祖神でもある
2010/09/01 元は石垣でした
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武生余話  話の前のはなし

キーワードは「越の国 越前」、「武生蔵軍団の志」、「秋の田の…」、「竹」、「紫式部」

楽飛

「樂飛」
今回、越前 武生(たけふ)行きを誘ってくれたのが、本「ルーフネット」サイトの「ミュージックフォーラム」で紹介している中国清華大学の紺野大介さん。号が「樂飛」。うえの写真は甲骨文字。越前が生んだ幕末の先覚 橋本左内は南宋の将軍「岳飛」を景慕し、自ら「景岳」と号した。
紺野さんは母方の祖母の遠縁にあたる橋本左内が15歳の時著した「啓発録」に感銘、自ら「樂飛」と号し、これを英訳して世界に発信し、絶賛された。

武生余話-国府

「越前国府」
かつて「越の国」は敦賀から新潟以遠に及ぶ広い範囲であった。この越の国は、7世紀末には越前、越中、越後の三国に分割されたが、当時の越前はのちの加賀、能登を含んでいた。大国「越前」の国府が置かれた「武生」は永く政治、経済の中心として栄えてきた。
越の国と言えば、あの日本書紀の記載。7世紀末、越の国が分割される前、668年(天智天皇7年)に、この越の国から「燃える土(瀝青・アスファルト)と燃える水(原油)が天地天皇に献上された」という防水の(アスファルトの)起源を思い出さずにはいられない。


防水の祖神天智天皇ここにも在り

武生余話 かるた

「秋の田のかりほの庵の苫をあらみ わが衣手は露に濡れつつ」
は百人1首の第1首。雨露をしのげない屋根に心を痛める、防水の祖神 天智天皇の歌。 
蔵ギャラリーのコレクション。次も。

武生余話式部

「紫式部」

蔵の街の蔵はカフェになり、バーやレストラン、ギャラリーとして生きている。
美術品には紫式部にかかわるものも多い。式部の父藤原為時が996年越前の守として武生に赴任、式部もその生涯で唯一都を離れ、この地で暮らしたからである。

マンション

式部は996年、24歳で父について行ったが、翌997年には京に帰っている。このマンションに住んでいた訳ではない。


失われた地名「武生たけふ」

神社猫
総社大神宮(おそんじゃさん)

武生市(たけふし)は、福井県中部にあった市。福井市に次いで福井県第2の都市であった。 2005年10月1日、今立町と合併し越前市の新設に伴い廃止となった。「越前市」という新市名については、隣接する自治体に元来より存在する越前町、越前市以前に設立された南越前町と紛らわしく、旧武生市民・旧今立町民および隣接自治体住民の反発を買っているという。古くは市街地の町名に「源氏物語の各巻名」が使われ、その後の地名変更に際しても「能の演目名」から命名される(蓬莱、堀川、住吉、御幸など)(ウィキ)

こう嘆く「武生人」も少なくない。『H17.10.1の合併により、平安時代からの「たけふ」という地名を失なったことで、全国的な知名度とまちの求心力が失われていることを危ぶんでいます。明治2年に先人達が知恵を絞って「武生・たけふ」と命名しました。歴史を認識しない一部の合併協議会の者たちでよくも簡単に変更できたものかと嘆いています。市民としてまぬけの状態でした。私はいつも「武生」人です』。
 
武生蔵軍団のSPコンサート。              

蔵軍団のSPコンサート

電気を使わない蓄音器はトライボロジーのエッセンス。全国一のメガネ生産地で、丸メガネ作りにこだわるオヤジは紺野大介教授の著した「ミュージックトライボロジー」の本を手に、いまだデジタルオーディオが再生しきれない濃密な音を楽しむ。
「ものづくり」の心を語り、蔵のオーナーが手塩にかけて調整し、作りだした蓄音器で軍団が世界中から集めたSPを聴く。蔵の中心に橋本左内に因んで甲骨文字の「啓発」の書。落款にはホツマ文字。
(つづく)

カミオカンデ画像の説明

スーパーカミオカンデの防水
(取材中)

2010/10/22(金) 09:00:34|ダイアリー|


「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館

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我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。

  • 主な収録項目

資料第壱号「アスファルト及びその應用」

資料第弐号「日本アスファルト物語」(編集中)

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