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NUKが「MOCAを含むウレタン防水材の取り扱いについて」改訂版

NUKが「MOCAを含むウレタン防水材の取り扱いについて」改訂版

全防協と共同で1月発行目指す。

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(写真は京都市美術館の屋根飾り。記事とは関係がありません。)

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厚生労働省は11月30日、MOCAを含む製品について、法令に基づく暴露防止措置などの徹底、膀胱がんに関する検査の実施等の要請を関連業界に要望した。これを受けてNUK・日本ウレタン建材工業会(三浦吉晴会長)は、12月19日、すでに発行していた冊子「MOCAを含むウレタン防水材の取り扱いについて」を(一社)全国防水工事業協会と共同で、改訂版の準備を進め、来年1月には発行する予定であることを発表した。

NUKによると、MOCA(モカ:3.3’-ジクロロ-4.4'-ジアミノフェニルメタン)は、ウレタン防水材の液状の硬化剤に練りこんであるもので、空気中に飛散することはない。また取材と硬化剤が反応硬化する過程で消費され、ウレタン塗膜防水材の中に残存しないため毒性もなくなり環境を汚染することはない。しかし特定化学物質障害予防規則(特化則)の第2類に分類されていることから、同工業会としてはMOCAを含むウレタン防水材の取り扱いに際し、昭和63年に「MOCAを含むウレタン防水材の取り扱いについて」の冊子を、発刊していた。

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(画像をクリックすると拡大します。)

2016/12/19(月) 20:24:45|ニュース|

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