23回ATS協議会定時総会と雨仕舞の講演会
23回ATS協議会定時総会と雨仕舞の講演会
本多会長ら役員 再選
記念講演は東海大・石川廣三名誉教授
新執行部。中央は再選された本多会長。
東海大学石川名誉教授。
東邦アーステックが製造する発砲エポキシ樹脂注入工法の施工団体であるATS協議会(本多透会長)は、3月20日、東京・浜松町のメルパルク東京で、第23回通常総会と記念講演会を開催した。
水素の力で発砲したエポキシ樹脂がコンクリートのひび割れの奥深くまで入ってゆく。通常は堅いエポキシが、ATS工法では樹脂が発泡しているため、柔軟性を持ったまま軟接着し、防水性を保ちつつ注入されたコンクリートの落下を防止する工法だ。ATS協議会では一昨年より、独自の資格検定制度を設け、技術講習会と指導に注力してきた。今年度もさらにこの方向を推し進め、組織体制を強化するほか、少量キットのラインアップ、環境対応の推進などを進める。
また記念講演では、我が国の雨仕舞研究の第一人者、東海大学石川廣三名誉教授が、「雨仕舞Q&A」のテーマで講演した。
2015/03/21(土) 01:57:03|ニュース|