「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

2011年10月27日 号(№69)

2011年10月27日 号(№69) 新月

2011年 神無月かんなづき 平成23年、昭和86年、大正100年、明治144年

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!!!美術館で防水工事の展覧会??

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防水が主役?「建築、アートがつくりだす新しい環境」展
現代美術館の前を通ると、大きな予告ポスターがあった。確かに建築はアートだが、設計者ばかりに陽が当たっているなあ。最近は建築関係の企画も多いし。でもデザイナーだけでなく、実際に作る、工事する人間もアートしているんだけど…と、思いつつ近寄ってみる。>>写真をみる

マンション管理会社の団体が会員の受注状況を発表

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マンション1管理組合あたりの平均戸数が微増
マンション管理会社の団体である高層住宅管理業協会が10月15日、平成23年マンション管理受託動向調査結果概要をホームページで公開した。この調査は、マンション(主たる用途を住居とする区分所有建物)ストックに占める同協会会員の管理受託状況を把握するため毎年協会が実施している。>>続きを読む

時代の精神を描いた小堀鞆音

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小堀桂一郎氏(小堀鞆音嫡孫)の講演会(速報)
「日本の防水」歴史研究会とのQ&A
小堀桂一郎氏(東京大学名誉教授・小堀鞆音嫡孫)による特別講演会。講演後の質疑応答で、お聞きしました!>>つづきを読む

11.8 (火曜日) 建築学会で防水シンポ

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防水層の耐風性評価・省エネなどでシンポジウム
社団法人日本建築学会 材料施工委員会 防水工事運営委員会が、第6回防水シンポジウム「建築防水分野における新たな取り組み」を行う。
日時:2011 年11 月8 日(火)13:00~16:30
会場:建築会館ホール (東京都港区芝 5-26-20)
>>つづきを読む

絵日記

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2011/09/07 茅葺屋根をいぶす
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2011/09/02 コンクリートの耐久性に関するとてもわかりやすい年表が出来た

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資料第参号「アスファルトルーフィングのルーツを探ねて」その2

年表・参考文献も重要

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約百年前、初めて近代的な防水が施工された大阪瓦斯本社

近代防水の歴史はほぼ100年。東京工業大学小池迪夫名誉教授の緻密な調査を経て、社団法人全国防水工事業協会は2005年(平成17年)に「防水100年」の記念式典を行った。ここでいう防水とは、芯材にアスファルトを含浸させたルーフィングを溶融アスファルトで貼り付け、それを何度か繰り返す近代防水としてのビルトアップルーフィング=積層工法のことである。現在防水材として評価されている塩ビ・ゴムシート、ウレタン・アクリルなどの塗膜防水材が市民権を得たのはせいぜい30年から40年前。ほんの10年前までは、アスファルト防水熱工法を指して言う「本防水」という言葉が生きていた。かつて本防水といわれたそのアスファルト防水熱工法が工法上の制約や職人不足の問題により、年々シート防水や塗膜防水にシェアを奪われ、昨今では、どう贔屓目に見てもアスファルト系、塗膜系、シート系の防水材の市場占有比率は1/3程度である。

しかし他の工法はそれぞれ、アスファルトに追いつけ追い越せと研究と苦い経験、実績を積み重ね今日の地位を得るにいたった。
また現在でも、アスファルト防水は新築超高層ビルのほぼ100%に採用されているという事実は、アスファルト防水に対するある種の評価を表している」。

さて、そのアスファルト、近代防水の歴史としては100年だが、週刊ウェブマガジン「ルーフネット」でいつも書いているように、防水材としてのアスファルトの歴史は紀元前3000年までさかのぼる。これは聖書の世界だけでなく、日本でも縄文時代の土器の補修、籃胎(らんたい)への使用などの例が見られる。
日新工業が創立40周年事業として作成した「アスファルトルーフィングのルーツを探ねて」は秋田地方で天然に湧き出していた土瀝青」と呼ばれた天然アスファルトの丁寧な取材を中心に、幅広い資料から、日本におけるルーフィングの歴史を探っている。
同書の本文に触れる前の参考資料紹介。今回は年表と参考文献の部分をお見せします。

年表  (画像をクリックすると拡大します。)

年表①  年表②

    年表③

参考文献一覧   (画像をクリックすると拡大します。)

参考文献①  参考文献②

参考文献③  参考文献④

あとがき   (画像をクリックすると拡大します。)

   あとがき


「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館

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我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。

  • 主な収録項目

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