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雨漏りを憂う 天智天皇の歌「秋の田の…」にもとづく、近江神宮かるた祭

雨漏りを憂う 天智天皇の歌「秋の田の…」にもとづく、近江神宮かるた祭

1月第2日曜は、近江神宮かるた祭

かるた祭

天智天皇を祀る滋賀県近江神宮のかるた祭 1月9日(日曜)午前9時

小倉百人一首の第1番・天智天皇御製
「秋の田の かりほの庵の苫をあらみ わが衣手は露にぬれつつ」
にもとづき、歌かるたの祖神である天智天皇の大前でかるた始めの儀が行われる。

そしてこの前日、全日本かるた協会のかるた大会、名人戦・クイーン戦がおこなわれ、NHKが実況中継する。

うた恋い



「雅美女」が増殖している。雅美女=みやびじょ と読む。日本の雅な歴史、文化、文学を愛する女性のこと、だそうだ。杉田圭著・超訳百人一首・雅美女に捧ぐ、百人一首絵巻「うた恋い」が売れている。2010年8月14日初版。メディアファクトリー。この本をネタ元にしたNHKの正月のラジオ番組も好評だった。


天智安東次男






この本による「秋の田の…」の超訳はこうなる。

秋の田の かりほの庵の苫をあらみ わが衣手は露にぬれつつ

ぼくは働きマン 雨で服が濡れても 乾かすヒマはない 今日も夜通し 田んぼのボロ小屋で仕事中

ん~、我が国の文献中、アスファルトの初見である「日本書紀」で防水にも使われたアスファルトを献上され、雨漏りの歌で歌かるたの祖神とされる天智天皇は「防水の祖神」と言ってよいのではないでしょうか。

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2011/01/09(日) 12:46:26|ARCHIVES|

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