「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

雨漏りで出雲大社 庁の舎(ちょうのや) が建て替え

雨漏りで出雲大社 庁の舎(ちょうのや) が建て替え

雨漏り、老朽化で解体

菊竹清訓(きよのり)氏(1928〜2011年)の代表作である、出雲大社(島根県出雲市)の旧社務所「庁の舎(や)」の取り壊しがはじまった。

宝物殿も兼ね、1963年に完成した庁の舎は鉄筋コンクリート造。出雲地方の稲掛けをモチーフに、長さ40メートのプレストレストコンクリート製の2本の巨大な梁と階段状の外壁で構成された外観が特徴。日本建築学会賞や米国の建築賞を受賞しており、2003年には「ドコモモ」日本支部が日本の近代建築「100選」に選出した。

日本建築学会など4団体が2016年3月、保存を求める要望書を出雲大社に提出していた。

kennkai.jpg

高まる保存の声に、出雲大社では、ホームページで「庁舎改築に関する見解」を掲載、「庁の舎は完成1カ月後から、各所で雨漏りが発生したこと。菊竹氏と相談して継続的に修理したが、修理費の累計が建設費を上回っているという。雨漏りを防げなかったため、庁舎での宝物の展示はできなくなり、新たに宝物館の建設を余儀なくされた。」などと説明している。

以下は2016年3月15日に、日本建築学会が提出した保存要望書と見解である。

(画像をクリックすると拡大します。)

菊竹保存要望書 (1)

菊竹保存要望書 (2)

菊竹保存要望書 (3)

画像の説明菊竹保存要望書 (4)

2016/11/30(水) 00:56:47|歴史的建物を守る|

powered by Quick Homepage Maker 4.8
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional