防水用アスファルト不足解消へ
防水用アスファルト不足解消へ
アスファルトルーフィング工業会平成24年定時総会
アスファルトルーフィング工業会は6月8日、東京・日本橋の日本防水材料連合会会議室で平成24年度通常総会を開催した。
任期満了に伴う役員改選では7期14年に渡り会長を務めた清野三郎会長が勇退し顧問に、猪野瀬正明副会長が新会長に就任した。
猪野瀬新会長挨挨概要
昨年度に引き続き本年度もブローンアスファルトの品不足から、市場に少なからず混乱を招き、ユーザーの皆様方には多大な迷惑をお掛けしたが、その対策として当工業会は防水工事用アスファルトの安定供給を目指し、独自ブランド(*)を立上げ販売することになった。防水業界全体では大きな市場の伸びが期待できない状況下、アスファルト防水も他の防水工法と厳しい競合を強いられているが、会員各位が尚一層一致団結することで困難に立向かっていかなければならない。
- (*)編集部注:昨年来のブローンアスの品不足から、韓国製アスファルトが緊急輸入されていた。しかし韓国と日本では規格体系が異なるため、輸入品では一部の項目でJISに当てはまらない部分があった。このためJIS製品の仕様が求められる官庁工事においては対応が急がれていた。このほどJIS K 2207 防水工事用アスファルト3種の認定を受け、「ARK コンパウンド」のブランドで販売を開始した。
2012/06/19(月) 21:07:25|ニュース|