防水博士の博士論文 その⑬
防水博士の博士論文 その⑬
防水の博士たち⑭
西忠雄博士の学位論文
西忠雄博士も、前回の上村克郎博士と同様に防水の研究者ではありませんが、防水関係者であれば、知っておいた方が良い先生という意味で取り上げます。
西忠雄(にし ただお)
タイトル:「北海道産軽石骨材による軽量コンクリートの研究」
授与大学:北海道大学
授与年月日:昭和37年2月2日。工学博士
論文が書かれたのは昭和36年。国を挙げての建設ラッシュで、コンクリート用の川砂はすでに払底していた。砕石や海砂の使用が始まっていた。この時期、軽量骨材の利用も進んではいたものの、軽石骨材はその脆弱性が危惧されていた。西博士は、北海道で広範囲に産出する軽石を骨材に使用した場合、どの程度のまで利用できるのか、その限界を研究した。
西忠雄博士の学位論文「北海道産軽石骨材による軽量コンクリートの研究」
2013/10/12(土) 14:55:20|ARCHIVES|