「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

防水メトロ 営団メトロは最近防水対策を熱心にPR

防水メトロ 営団メトロは最近防水対策を熱心にPR

トンネル内及び地下駅構内の浸水対策、津波対策

春先から東京メトロが駅や車中のスクリーンで頻繁にアニメ放送をしている。津波や大雨で大量の水が押し寄せた時、こうして防ぎます、というものだ。
なぜ急に、と思って東京地下鉄株式会社の資料を調べてみると、平成24年度事業計画に「自然災害対策」として
東日本大震災を踏まえ、「換気口への新型浸水防止装置の設置を推進」という項目がある。メトロの24年度予算総額は895億円。安全対策に163億円、このうちの保安度向上に99億円があてられ、その一部が浸水対策費に充当される。

画像の説明
「浸入する水は防水板で止めます。」

画像の説明
「換気用縦孔から入る水は、防水板を下から持ち上げ、防ぎます。」
(いずれも銀座駅ホーム向かい壁のスクリーン)

東京メトロでは、これまで豪雨による浸水対策として、止水板、浸水防止機、防水扉などを設置してきた。今後は大規模水害を考慮して、さらに機器の改良と出入口対策をすすめてゆく、としている。

画像の説明
出入口対策。設置対象個所は235。地下鉄換気口。

画像の説明
新型浸水防止機の設置対象個所は102。
(対策図は「東京地下鉄株式会社平成24年度事業計画より」上も)

中央防災会議「大規模水害対策に関する専門調査会」及び東京都「洪水ハザードマップ」における浸水エリアを想定して止水対策箇所を抽出し、対象個数を産出している。

2012/09/04(火)11:30:14|ニュース|

powered by Quick Homepage Maker 4.8
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional