適切な施工確保のための技術者制度検討会
適切な施工確保のための技術者制度検討会
第14回適正な施工確保のための技術者制度検討会
国土交通省は12月20日、「第14回 適正な施工確保のための技術者制度検討会」を開催した。座長は、東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻・小澤一雅教授。
少子高齢化、労働力不足が懸念されるわが国で、ひと際人材不足が深刻な建設業界。技術者の高齢化が進むとともに、若年入職者が減少しているため、建設業の担い手の確保と育成が喫緊の課題となっている。そこで国土交通省では、優秀な技術者の確保と育成を促すための施策を検討するため、「適正な施工確保のための技術者制度検討会」を設置。2014年9月とから検討会を開いて、話し合いを進めてきた。
検討会では技術制度の現状と課題の確認、新たな施策についての議論が行われるが、具体的には技術検定資格が早期に取得できるよう、実務経験期間の見直しや、主任技術者と監理技術者の役割の明確化など、各種制度の再検討を行っている。
14回目となる今回の検討会では、1 技術者の役割に応じた配置・専任要件の基本的枠組みの再検討料2 技術者倫理について料3 技術検定制度の見直し 4.技術者制度検討会の当面のスケジュールなどを検討した。
2016/12/25(日) 01:16:59|ニュース|