羽子板市の夜
羽子板市の夜
夜の浅草寺
宝蔵門
入母屋造の二重門。現在の門は昭和39年(1964年)に再建された鉄筋コンクリート造。
耐震補強と参拝客への安全確保のため平成19年(2007年)にチタンで屋根改修工事が行われた。軽量と耐食性が評価され、チタン成型瓦を全国ではじめて採用した、と言われている。チタンの表面にアルミナブラスト加工を施し、ランダムに配置することで土瓦特有の自然なばらつきを再現した。すべての棟の鬼もチタン製。
2015.12.17撮影
本堂
慶安2年(1649年)に再建され、近世の大型寺院本堂の代表作として国宝(当時)に指定されていた旧堂は、昭和20年(1945年)の東京大空襲で焼失した。現在の堂は昭和33年(1958年)に再建されたもので鉄筋コンクリート造。
2009年2月から2010年12月にかけて、「平成本堂大営繕」が行われた。屋根の葺き替えは昭和33年(1958年)の再建以来50年ぶり。宝蔵門の改修工事でも用いたチタン成型瓦を採用。使用色も2色から3色に増やし、より粘土瓦に近い風合いを狙ったという。チタンと気つかない屋根関係者も少なくない。
2015/12/19(土) 23:21:55|屋根|