第54回日本アス防水協組通常総会
第54回日本アス防水協組通常総会
トータルでの環境対応優位性を訴え
一層の無煙・無臭化に注力
総会で挨拶する友長理事長。熱アスの高い信頼性と、製造段階から施工・廃棄までを含めたトータルライフサイクルコストでの優位性を訴えた。
総合防水メーカー・日新工業が製造するアスファルト防水材の責任施工団体である日本アスファルト防水工業協同組合は、6月7日、京都・河原町御池の京都ホテルオークラで平成28年度、第54回通常総会を開催した。
昨年度は、技能員の賃金が上昇傾向にあり、雇用関係は改善しつつあるものの、若手技能員の確保と技能の継承が課題となっている。その対策の一つとして、短時間でアスファルトが溶融し、工期短縮につながる電気溶融機を開発した。来期は高耐久・長寿命防水が求められる中で、①アスファルト防水による新築時から改修工事を考慮した長期メンテナンスの提案、②高層ビル・病院・物流倉庫など定期的な改修工事が難しい物件へは、高耐久のアスファルト防水保護工法を提案する、③実績のある環境対応型アスファルトの官公庁、設計事務所、建設会社への積極的アピール…などの事業計画を決定した。
最優秀賞・フタバ興業以下、優秀賞10社、協力賞10社、合計20社に、相臺公豊社長から感謝状が贈呈された。
2017/06/17(土) 12:00:00|ニュース|