第24回BELCA賞
第24回BELCA賞
神戸商船三井ビル、JPタワーなど10点が受賞
公益社団法人 ロングライフビル推進協会(BELCA)は、このほど第24回BELCA賞として、神戸商船三井ビル(写真)、JPタワーなど10点の受賞物件を発表した。
BELCA賞は、「適切な維持保全を実施したり、優れた改修を実施した建築物のうち、特に優秀なものを選び、その関係者を毎年表彰することにより、我が国に於ける良好な建築ストックの形成に寄与すること」を目的とするもので、平成3年に創設された。選考委員長は内田祥哉氏。
賞は2部門が設けられており、
- ロングライフ部門では
長期使用を考慮した設計のもとで建設されるとともに、建設後30年以上にわたり適切に維持保全され、さらに、今後、10年以上にわたって維持保全されることが計画されている建築物。(第14回(平成16年度)までは、建築後20年以上が対象) - ベストリフォーム部門は
社会的・物理的な状況の変化に対応して、今後の長期使用のビジョンを持って蘇生させる、もしくは飛躍的な価値向上等をさせるリフォームがなされ、リフォーム後1年以上かつ5年未満の建築物。
となっている。
受賞物件は以下の通り。
- ロングライフ部門
- 大多喜町役場(千葉県夷隅郡大多喜町)
- 神戸商船三井ビル(兵庫県神戸市)
- 神言神学院(愛知県名古屋市)
- ベストリフォーム部門
- アーツ前橋(群馬県前橋市)
- 阿蘇くまもと空港国内線ターミナルビル(熊本県上益城郡益城町)
- EKIMISE(エキミセ)(東京都台東区)
- JPタワー(東京都千代田区)
- 製粉ミュージアム本館(群馬県館林市)
- 東京駅丸の内駅舎(東京都千代田区)
- 中山町立図書館 ほんわ館(山形県東村山郡中山町)
物件の詳細、講評はhttp://www.belca.or.jp/24bhyou.htm
表彰式は5月13日、東京都中央区のロイヤルパークホテルで。
2015/04/22(水) 23:07:46|歴史的建物を守る|