第10回 タイルフィックス工業会総会
第10回 タイルフィックス工業会総会
記念講演は安田講堂の改修工事
東邦建材(野口貴由社長)が販売する外壁タイル剥落防止システム「タイルフィックス工法」の施工団体であるタイルフィックス工業会は、6月7日、東京・九段下のホテルグランドパレスで、第10回総会と記念講演会を開催した。
冒頭挨拶に立った中坂勇二会長(写真)は「本工法は、大儲けできる職種ではないが。社会に求められるものだ。」と述べ議長席に着き、新工法に関する研究開発などからなる、新年度事業計を決定した。
総会後の記念講演では、東京大学本郷付属図書館改修工事の工事長を務めた清水建設東京支店建築第二部・尾形晃弘氏が「歴史的建造物の保存と改修―東京大学の大講堂(安田講堂)・図書館の事例」のテーマで同工事の報告を行った。
また技術の難波蓮太郎氏から、工法及び施工記録の保存に関する提案があった。
懇親会では、来賓を代表して日大工学部出村克宣学部長が挨拶、東大・友澤史紀名誉教授の発声で乾杯、和やかに歓談した。
2019/06/07(金) 21:00:41|ニュース|