田中先生、退官最終日
田中先生、退官最終日も一人で実験
2011年3月31日、東京工業大学田中享二教授退官。
同日午前11時44分、田中研究室にて撮影。
田中教授が約40年間、防水研究に没頭したすずかけ台の研究室。
数日前、かたずけもほぼ終わっていると聞いていた。
朝、電話したが誰もでない。
ガランとして、鍵がかかっている研究室の様子が目に浮かぶ。
25年前初めてこの研究室を訪問したときの様子を思い出した。
当時は小池研究室の若先生と呼ばれていた。すると、余計に行って見たくなり、主のいなくなった部屋のドアを撮る積もりで出掛けた。
最終日正午前到着。田中先生は一人で実験していた。数分話をして記念写真を撮ると、「午後学長室に辞令をとりにいかなかきゃ」といいながら実験室に早足でもどられた。
明日からは人形町のJWMA日本防水材料協会がデスクだそうだ。
2011/03/31(木) 13:49:07|ニュース|