熊本地震の被災地の、ドローン動画を公開
熊本地震の被災地の、ドローン動画を公開
平成28年熊本地震に関する情報
http://www.gsi.go.jp/BOUSAI/H27-kumamoto-earthquake-index.html
国土交通省は4月19日、平成28年熊本地震に関する情報として、ドローンで撮影した、 被災地の動画を公開した。
南阿蘇村河陽周辺の断層(平成28年4月18日撮影)
ドローン(UAV)で平成28年(2016年)熊本地震に伴い出現した南阿蘇村河陽周辺の断層を4月18日に撮影したもの。
- 国土地理院ドローン(UAV)による動画↓
http://www.gsi.go.jp/BOUSAI/H27-kumamoto-earthquake-index.html
- UAVによる動画【4月18日23時追加公表】
- 立体地図【4月18日11時公表】
- 地理院地図(空中写真等)による情報提供【4月18日17時更新】
- 現地の被害状況【4月18日19時更新】
- 土砂崩壊地分布図【4月18日23時50分公表】
- だいち2号干渉SARによる変動の検出【4月18日23時追加公表】
- 電子基準点による地殻変動【4月18日18時更新】
南阿蘇村河陽周辺の断層(平成28年4月18日撮影)国土地理院
【解説】撮影した動画では、地表の亀裂や斜面崩壊が確認できます。図中の灰色線で示した亀裂は、急な斜面や土手が地震動で崩落したことによって生じたものです。
一方、赤色線で示した亀裂は平坦な農地や道路を横切って直線状に並んでおり、斜面の崩落によっては生じえないと判断できます。また、4月16日撮影の動画では、この直線状の亀裂が右横ずれを示す雁行状に配列していることが確認できるため、地表に現れた断層のずれと判断しました。
なお、動画では図中A地点付近より北東側には、断層のずれと思われる亀裂は確認できないことから、この地点が地表に現れた断層のずれの末端の可能性があります。
2016/04/19(火) 21:55:04|ニュース|