気象庁の面白そうなシンポです
気象庁の面白そうなシンポです
たまには、気分を変えて先取りはいかが?
冬の始まりの日11月14日旧暦神無月一日のジャガイモ(記事とは関係ありません)。
台風の大型化による風の影響の増大、環境緑化に際しては、日射反射、低炭素量、熱環境の詳細な分析…。かつて防水の分野では縁のなかった高度な気象情報や用語が当たり前のようにつかわれる。防水カタログにも詳細なデータが並ぶ。とはいっても、防水の側から作成したオリジナルではなく、世の中の趨勢を睨んでのいただきものがすくなくない。情報に翻弄されているだけでなく、たまにはこんな大元の話に耳を傾けてはどうでしょう。何か発見があるかもしれません。
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アルゴシンポジウム「気候予測のための海洋観測の最前線」
気候予測のための海洋観測の最前線
私たちにとって身近な海は、地球の表面積の7割を占め、深いところでは1万メートルにも達します。その広大で深い海の変化は、日本や世界の気候変動に大きく影響します。その変化を調べるために、世界中の国々が協力して進めている国際プロジェクトアルゴ計画によって、3500台以上の小型自動観測ロボットアルゴフロートが全球を常に観測しています。
気候変動予測が皆さんの身近な生活や産業に密接に関係するようになった今、シンポジウムでは、気候変動予測にとってとても重要である海洋観測、特にアルゴ計画による最新の海洋観測と身近な活用事例についてわかりやすく紹介します。アルゴ計画と気候変動研究の最前線と未来に、ご興味のある方は是非ご参加ください。
- 日時:2012年12月2日(日)13:00~17:00(開場12:30)
- 会場:一橋大学一橋講堂
〒101-8439東京都千代田区一ツ橋2-1-2学術総合センター2F - TEL:03-4212-3900
- http://www.jamstec.go.jp/rigc/j/sympo/argo2012/
- プログラム
- 13:00~13:05 開会挨拶、司会者紹介
- 13:05~13:35 [海洋観測とアルゴ]
海を測る~海を知ることの意義とロマン~
深澤理郎海洋研究開発機構 - 13:35~14:05 気候変動と海洋
花輪公雄東北大学理事 - 14:05~14:30 アルゴ計画
須賀利雄海洋研究開発機構・東北大学教授 - 14:30~14:45休憩
- 14:45~15:10 [アルゴデータの応用・活用]
長期予報へのアルゴデータの活用
高谷祐平気象庁 - 15:10~15:35 日本近海の海流予測
升本順夫海洋研究開発機構 - 15:35~16:00 海流予測が沿岸漁業への貢献につながる事例
磯辺篤彦愛媛大学教授 - 16:05~16:50 [討論会]
若手研究者とアルゴ計画の将来について考える
~海洋生態系観測・海洋への二酸化炭素の吸収量推定へのチャレンジ~
2012/11/28(水)08:00:04|ニュース|