楼門の隋神は何に腰を掛けていますか?
楼門の隋神は何に腰を掛けていますか?
楼門の隋神は何に腰を掛けていますか?
京都・北野天満宮の本殿や楼門の屋根は、日本金属屋根協会の「銅屋根クロニクル9回」
http://www.kinzoku-yane.or.jp/chronicle/index.htmlで紹介しています。
入母屋造の本殿と拝殿の間を「石の間」で接続して1棟とする、権現造の社殿なのですが、北野はさらに拝殿の左右に「楽の間」が接続した複雑な屋根構成になっています。雨の流れも複雑で、あちこちに止め板が施されており、屋根はすべて檜皮葺き。色目としては地味な屋根材ではありますが、棟飾り、樋は銅板。そのた各種錺金物が多く、絢爛豪華な建物です。本殿、石の間、拝殿、楽の間を合わせて1棟として、国宝指定されています
このほかにも、檜皮で葺かれた重文の中門(三光門)を除いて、楼門、東門、神楽殿、宝物館などが銅板葺き。
秋深まった頃からの夕方、深い角度の光が差す天満宮本殿周辺は、特にお薦めです。金の錺・緑青の屋根・朱や黒の柱が紅葉の中で豪華に輝きます。
但しこの日は、少し遅すぎました。当然のごとく6時は完全に日が落ち、目の前で門が閉じられてゆきました。
おかげで、楼門の隋神をジックリ見ることができました。
ウィキによれば、ずいじん:随身とは、左右近衛府の舎人、すなわち将曹・府生・番長・近衛などで、上皇・法皇、摂政・関白をはじめ、近衛府の大将・中将・少将や、衛府・兵衛の長官や次官などに付き従い、その警護する者をいった。日本の神道において、神を守る者として安置される随身姿の像のことも「随身」といい、この場合は随神とも書かれる。
ここではすでに天神様ですから隋神となるわけですね。
こたえは虎のようですね。
2019/11/06(水) 18:00:26|PHOTOダイアリー|