春日大社で檜皮葺き替え見学会
春日大社で檜皮葺き替え見学会
2月15日(土曜)13:30 見学会最終回
重文 移殿(うつしどの)の葺き替え見学会
写真は2月8日の見学会の様子。
春日大社(奈良県)は 平成27年から28年の、第六十次式年造替(しきねんぞうたい=20年に一度執り行われる社殿の修築大事業)に向けて各社殿の修理を進めており、世界遺産の社と国宝の社殿もこの対象になっている。
春日大社は約1300年前、国家安泰を願い、御蓋山のふもとに壮麗な社殿を造営し、四柱の神を祀ったのが始まり。
今回の造替は平成19年の一ノ鳥居より始まり、平成28年11月 6日 の本殿の正遷宮をもって完了する予定。
重要文化財・移殿(うつしどの)は本殿の造替や修理の間、神様に仮住まいしていただく建物で、2月3日から15日までの13日間、1日2回の見学会が開催されていた。春日大社で修理現場が公開されるのは今回が初めて。
見学者は、本殿の前で説明を受けた後、ヘルメットをかぶり、素屋根に覆われた移殿の足場に登る。ここで屋根修理の様子を真近に見ながら、建物の構造や檜皮葺き技法などの説明を受けていた。
2014/02/15(土) 00:49:56|屋根|