旧万世橋駅遺構を整備活用し、まちの魅力向上めざす
旧万世橋駅遺構を整備活用し、まちの魅力向上めざす
中央線神田~御茶ノ水間の赤レンガ高架橋に新名所誕生!
煉瓦造のアーチの下にはカフェやバーが並び開店直前、最後の内装仕上げだ。
1912年(明治45年)辰野金吾設計による万世橋駅が開業した。東京駅開業の2年前である。駅は関東大震災で大きな被害を受け、遺構だけが残っていた。その幻のホームは今でも近くの万世ビルのレストランからよく見える。
JR東日本では、現在、環境配慮型オフィスビル「JR神田万世橋ビル」の建設工事を進めている。今回、隣接する赤レンガアーチ高架橋において、まちのさらなる魅力の向上を目指し、歴史的資源を活かしつつ、新たな価値創出につながる計画を推進してゆく。
開業目前、東京駅の時と同じように、当時の写真や資料がポスター展示されている。
現在の様子
二か月後の様子
旧万世橋駅遺構の整備。高架橋に現存する2箇所の旧駅舎の階段の遺構を通じて、線路階の旧ホーム部まで上がり、回遊を楽しめる施設とする。
かつて駅だったことを体感できるよう、旧ホーム部では、展望カフェ、屋外デッキを整備する。
2013/07/19(金) 23:42:19|歴史的建物を守る|