日本金属屋根協会総会
日本金属屋根協会総会
過度の自粛控えよう。景気回復の決め手はマインド。
「西から元気を送ろう」と言うが、東京こそ元気を出さねばならない。と訴える吉田伸彦会長。5月20日、東京・水天宮のロイヤルパークホテルで行われた総会で挨拶。
鋼板製外壁構法標準 SSW2011 完成。
角波やスパンドレルと呼ばれる鋼板製の外壁については、今日まで屋根に比べて強風被害等の例も多くなかったこともあり、その種の構造安全性に関わる技術的な検討はあまりなされて来なかった。
しかし最近では、性能設計という観点から、構造安全性について技術的な説明を求められることが多くなりました。具体的には、その構造安全性について必要な性能とは何か、どのような荷重・外力を考えるべきか、構造安全性のキーポイントとなる点はどこか、必要な性能は満足しているか、満足していることをどのように説明できるのか、といった点である。
そこで、(社)日本金属屋根協会と(社)日本鋼構造協会は共同で、鋼板製外壁の構造安全性を合理的に説明できるような技術資料、試験方法等の整備を目的に、設計・施工標準の作成に着手し、設計法、性能確認法、施工法等の技術的な検討を行いました。検討にあたっては、建築基準法への適合性に対する説明性を高めるため、試験法と評価法の標準化を行うとともに、設計・施工のプロセスと設計・施工の役割分担の明確化等も検討し、独立行政法人建築研究所の監修を得て『鋼板製外壁構法標準 SSW2011』として発行した。
特に、耐風圧性確保の点では、高さ13m以下の建築物についても適用の対象とし、合理的な構造設計に資する標準仕様を提示しています。このほか、層間変位追随性や防水性に関わる試験を通して多様な性能を明らかにするとともに、外壁材特有の課題である美観性確保の観点からも、製品の成形から設計・施工までの留意点を整理している。A4版、145ページ。
2011/05/25(水) 08:26:52|ニュース|