日本石油史も展示されています..11月13日まで
日本石油史も展示されています..11月13日まで
小堀鞆音「燃土燃水献上図」は大正3年8月25日以前に完成していた
佐野市立吉澤記念美術館。小堀鞆音「燃土燃水献上図」の前のケースに「日本石油史」が展示された。
同書の目次後に見開きカラー図版があり、「天智天皇の御宇燃水燃土を越の国より献上の図」
同書凡例の末尾に「本書の装丁は小川千甕氏,燃ゆる水、燃ゆる土献上の図は小堀鞆音氏の筆に成りたるものなり」と記されている。
この本を日石は3月の大正博覧会に合わせて発刊したかったはずだ。できなかった理由は前書きに書かれている。
本来大正元年までの分で記念誌は編集を終え、大正3年春に印刷に回ったのだが、業界の様子はその後激変、さらに5月にはかつてない大噴油があり、記事を追加せざるを得なくなったからであろう。
2011/11/07(月) 11:50:33|「日本書紀と瀝青」|