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日本建築学会大会・北海道

日本建築学会大会・北海道

8月30日の防水研究発表は73件で過去最多。
材料施工分野700件中の1割が防水。

8月30、31日、9月1日の3日間、札幌市の北海道大学で建築学会大会が開催される。
概要はすでに紹介済だ。
http://www.gakkai-web.net/gakkai/aij/session13/

日本建築学会 材料施工委員会 防水工事運営委員会の、堀長生 主査に今年の防水関係論文の様子を聞いてみた。

画像の説明
堀さんP8060091(EP5/ボディキャップレンズ)

防水の発表は活発で、ここ数年来、材料施工分野の発表の中の約1割を占めている。材料施工にはコンクリートや生産計画、塗装、左官、タイルなど多くの分野が含まれるから、そのうちの1割というのは、とても多いと言える。
ただし、昨年は材料施工600件のうち防水が38件で、珍しく少なかった。今年の73件は過去最高の発表件数だ。

例年、防水の発表に対する聴講者も多く、狭い会場への不満が多く寄せられていた。そこで今年は、大きくシーリングと防水とシーリングの発表を2つに分けて、2部屋で同時進行することにした。

JASS8の改訂を来年に控え、これに関わる試験や試験方法の検討などワーキンググループの活動が活発になっており、これらも発表件数の増加の要因になっているようだ。

今年は大会の中では防水関係のパネルディスカッションなどは予定されていないが、10月28日建築会館で、第7回防水シンポジウムを予定している。内容は次世代型防水仕様、ケイ酸質系塗布防水材の試験方法素案、蓄熱層防水指針案などだ。こちらにも参加して、意見をいただきたい。

2013/08/05(月) 22:45:11|ニュース|

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