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押切もえが、防水を語る

押切もえが、防水を語る

「もえチャンがテレビで防水のこと話しているよ!!」

押切もえ

という、もえファンからの電話で、テレビのスイッチを入れました。記者は名前も顔も知らなかったのですが、人気モデル・タレントだそうです。

2月17日午前11時30分BS-TBSの「NEXTTECHNOLOGY」という30分番組でした。
快適な生活環境の確保と建物の屋上の役割,さらに総合防水メーカー・田島ルーフィングが開発した「サーモコントロール断熱」という省エネ防水技術を、押切もえが紹介していました。

堀氏

日本建築学会材料施工委員会防水工事運営委員会主査で大林組技研の堀長生さんのコメント。

コンクリートにはひび割れが入る、ひび割れから水が入る。都会では建物の敷地面積とほぼ同じ面積の屋上がある。この屋上の環境を考えることで都市そのものが変わる可能性がある。

都市の省エネ化に屋上が秘める価値は大きい。現代の屋上には太陽光や外気の熱を伝えにくくする機能が求められている。

輿石直幸先生

日本建築学会材料施工委員会防水工事運営委員会幹事で早稲田大学教授輿石直幸先生のコメント。

防水工事に使われる材料は合成高分子・プラスティック。これは高温で劣化が早くなる。
外断熱はコンクリート保護に有効である。

最高気温比較

建物の省エネと耐久性、生活快適性に外断熱がいいことは分かっている。しかし防水層や断熱材の位置、保護の仕方でその性能は大きく異なります。

2010年建築学会大会で、70度を起点として温度が10度上がるとアスファルト防水層の劣化は2倍、10度下がると半分になることが発表されました。

この結果を受けて研究を進めたのがサーモコントロール断熱。遮熱塗料を室内温度との関係を比較する実験は良く行われていたが、それに断熱材を加え、実際の建物で比較した例は今までなかった。

番組では通常の防水、外断熱防水、サーモコントロール断熱の3つの条件で、防水層表面温度、室内天井裏温度を比較して、その効果をわかりやすく見せていました。

番組が終わって、放送を教えてくれた建築とは無縁のもえファンにお礼の電話をしたら、

「すごーくわかりやすい!けどカメラさんへたーーー」と言っていました。(発言通り)
記者は「もえチャン」が特に好みではありませんが、こういう普段防水を気にしたこともない人たちの口から「防水」という言葉が出ると嬉しいですね。

2013/02/18(月)08:30:46|ニュース|

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