建築学会・司法支援会議が建築紛争でPD
建築学会・司法支援会議が建築紛争でPD
第14回司法支援建築会議講演会
「契約を巡る建築紛争の実態と対応」漏水事例も報告
根津の秋(写真は記事とは関係がありません)
※ ※ ※
日本建築学会司法支援建築会議運営委員会は11月8日(金)13:30~17:15、東京・三田の建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)で講演会「契約を巡る建築紛争の実態と対応」を開催、建築行為を行う際の契約を巡る実態と紛争につながる可能性について広く議論を行う。
日本建築学会司法支援建築会議は会議会員や建築専門家および法曹関係者を対象に、建築紛争の実態やその解決方策について年一回講演会を開催している。
建築主・設計者・工事監理者・施工者の建築行為を巡る建築紛争は、「設計に関するもの」「工事監理に関するもの」「施工に関するもの」に大まかに分類される。これらの建築紛争において契約書、設計図書、見積書等の不備は、裁判所の建築関係事件の審理を困難にする原因となっている。
今回の講演会では、東京地裁の菊池浩也判事が「契約を巡る建築紛争の実態」について基調講演を行い、次に主題解説として松本光平調査研究部会長より「契約を巡る建築紛争の構造」、引き続き各パネリストから「設計」「工事監理」「工事請負契約」の建築紛争の実態について報告がある。
防水に関しては、工事管理でゴウ総合計画の後藤伸一氏が漏水に絡む紛争事例を報告する予定。その後各パネリストを交えて総合討論を行う。
プログラム:
司会 宇於崎勝也(日本大学
- 開会挨拶
上谷宏二(司法支援建築会議運営委員会委員長/摂南大学) - 主旨説明
柿﨑正義(司法支援建築会議普及・交流部会長/スマート建築研究所) - 基調講演「契約を巡る建築紛争の実態」
菊池浩也(東京地方裁判所民事22 部裁判官) - 主題解説
- 契約を巡る建築紛争の構造
松本光平(司法支援建築会議調査研究部会長) - 設計業務の建築紛争の実態
大井清嗣((株)建築支援) - 工事監理の建築紛争の実態
後藤伸一(ゴウ総合計画) - 工事請負契約の建築紛争の実態
福田晴政(福田法律事務所)
(休憩)
- 契約を巡る建築紛争の構造
- 総合討論
進行:柿﨑正義(司法支援建築会議普及・交流部会長/スマート建築研究所)
参加費会員2,000 円、会員外3,000 円、学生1,000 円
定員:200 名
詳細は以下のURLで
http://www.aij.or.jp/jpn/symposium/2013/shihou131108.pdf
インターネットによる動画配信サービス(有料)も実施される。
申込みは以下のURLから。
http://www.aij.or.jp/index/?se=eventlist&ac=view&id=624
2013/10/16(水) 10:37:28|ニュース|