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建築博物教室 第7 回 公開ギャラリーセミナー

建築博物教室 第7回 公開ギャラリーセミナー

幾何学のアーキテクチャ
本田 晃子(早稲田大学高等研究所 助教/ロシア建築史)

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日時:2015年7月4日(土)13:30~15:00
会場:東京大学総合研究博物館小石川分館2階「空間標本」展示室
   丸ノ内線・茗荷谷駅下車 徒歩5分
入場:無料(事前申込不要)

ロシア社会を根底から覆すことになった十月革命。その影響は間もなく建築にも及びました。1920 年代になると、一部の前衛建築家たちは既存の一切の建築様式や装飾を否定し、工場の生産機械や自動車のように合理的に空間を設計することを主張しはじめます。これらアヴァンギャルド建築家のなかでもひときわユニークな存在であったのが、イワン・レオニドフです。彼は航空写真や天体写真のような新しいメディ アに着目し、これらの視覚装置がとらえた幾何学的なパターンを、自らの設計に応用 していくのです。今回のセミナーでは、生涯を通じて一度も「建てる」ことのなかった特異な建築家レオニドフの建築理念を、幾何学的形態という概念から解き明かしていきます。

本田 晃子 (ほんだ あきこ)

  • 略歴: 2002 年 早稲田大学教育学部卒業 2004 年 東京大学大学院総合文化研 究科超域文化科学(表象文化論)修士 課程修了 2009 年 同博士課程単位取得後退学 2009 年 日本学術振興会 特別研究員 (PD) 2011 年 東京大学大学院総合文化研 究科超域文化科にて課程博士(学術) 取得 2012 年 北海道大学スラブ・ユーラシ ア研究センター非常勤研究員 2014 年 日露青年交流センター若手 研究者等フェローシップによりモスクワ 大学へ留学 2015 年 早稲田大学高等研究所助教 (現職)
  • 著作: 野中進他編『ロシア文化の方舟――ソ 連崩壊から二〇年』東洋書店、2011 年。(共著) 本田晃子『天体建築論――レオニドフ とソ連邦の紙上建築時代』東京大学出 版会、2014 年。
    (建築博物教室 第7回 公開ギャラリーセミナー解説より)

2015/06/10(水) 02:00:10|ニュース|

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