実験材料の気持ちがわかる?
実験材料の気持ちがわかる?
問題です。これは誰の言葉でしょう?
天気を見ただけで、材料がこのくらい劣化するぞというのが本当に分かるんです。
ですから、研究のスタートの時には私が居て、材料が向こうに居ましたけれど、最後の頃は「材料とほとんど気持ちが一緒になれる」くらいまで材料のことは分かりました。
答えは、東工大最終講義の田中享二教授
…ですから、建築材料の研究は、やはり材料と一緒にならなくては研究は出来ないのじゃないかなと思いました。この研究はそれ教えてくれたわけです。
間もなく「田中教室」新シリーズ、「最終講義」が始まります。
2011/04/11(月) 12:40:56|躯体保護と混凝土|
写真ニュース
最終講義と「享の宴」に300人詰めかける。田中享二教授最終講義と「享の宴」写真集。
東京工業大学すずかけホールで最終講義。
建築材料研究中でも防水研究の第一人者・東京工大・田中享二先生が北海道大学を卒業したのは昭和44年。修士進学の前から防水研究を続けていたからこれまで43年間防水研究を続けてきたことになる。学界、業界への貢献の大きさ、その人柄を慕う関係者の数は計り知れない。
- 写真撮影:ルーフネット・森田喜晴(写真の無断利用はご遠慮ください)
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