失われた街を復元
失われた街を復元
失われた街 MOT で被災地復元
「建築、アートがつくりだす新しい環境―これからの“感じ”」展関連企画
1/500で再現される三陸の山と海、そこに育まれた日常の風景。
全国の建築学生・によって実現された11の鎮魂の模型展が東京都現代美術館で開催されている。
ロビーに展開される11の模型
東日本三陸に生きた集落たち。「矢われた街」模型復元プロジェクト。
「矢われた街」模型復元ブロジエクト実行委貢会のメッセージ
東日本大震災で発生した大津波は、永い年月をかけてつくられてきた街や集落を―瞬にして壊滅させてしまいました。その街がつい数ヶ月前までどんな姿であったか、地域の人々は何を失ったのか。震災当日より続く苦しい日々の中で、 じっくりと思い出す間もなく、それについて語り合う余裕もない伏況が続いている地域も 少なくありません。
「矢われた街」模型復元 プロジェクトか、全国の建築学生に呼びかけ、 津波で失われてしまった街や集落を模型で復元するブロジェクトです。私だちが今回の 震災で失った街や集落を、模型を通して 体感し、一瞬で矢われてしまった無数の街角、無数の情景を悼み、弔うことを通してこそ、 次の復興へ向けてみんなが―丸となれるのだと、私たちは信じています。
今回の展示企画では、全国の建築学生に協力を要請し、できる限り正確に、震災前の建物や街路、特に三陸のリアス式海岸の多様な地形と共に生きてきた集落を白い模型で再現します。会期終了後には各地域へ模型を持参し、往民の皆さんとの ワ―クショップを企画しています。
2011/12/24(土) 08:37:55|ニュース|