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天智天皇に献上された「燃土=瀝青」が刺繍になった

小堀鞆音(ともと)「燃土燃水献上図」刺繍作品発見の経緯

新バ―レックス工営(株) 丸山功会長に聞く

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「燃土燃水献上図」刺繍作品
小堀鞆音原画「燃土燃水献上図」刺繍作品 


献上のため近江宮に運ぶ
燃土(瀝青)献上のため近江宮に運ぶ


献上のため近江宮に運ぶ
燃土(瀝青)部分の拡大

縦30センチ、横45センチの刺繍作品。日本書記の記載にある「天智天皇に越の国から燃える土(瀝青)と燃水(石油)が献上された」という故事を描いた小堀画伯の「燃土燃水献上図」を忠実に再現している。

これは5年前に死去した、松本工業㈱の佐藤健二社長の妻とよ子さんが、防水業界の歴史に詳しい新バ―レックス工営の取締役会長に遺品として額装し贈呈したもの。

丸山さんによると「主人の亡父が大切にしていたが、主人は気にも留めずシミだらけにした。主人が亡くなった後、そのことを思い出した。私が持っていても仕方無いので、もらってほしいと思い額装した」そうだ。

丸山さんはルーフネットのサイトで小堀画伯の絵を見て同じ画柄であることから、入手経路を尋ねたところ、「義父が日本橋の方の会社からもらったらしい」とのことだった。

「日本石油が30周年記念事業の一環として小堀鞆音画伯に日本書紀の天智天皇への瀝青献上の絵を依頼したということであるから、この織物も、日石の関係でつくられ、配られたのかもしれない。でも私は画のことも、織物のことも全く聞いたことが無い。ご存知の方がいたら、教えてほしい」

と話していた。

2010/10/06(水) 16:17:19|「日本書紀と瀝青」|

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