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名建築が生きのびる方法

名建築が生きのびる方法

東京人2017年1月号に「中銀カプセルタワービルの使い方」

中銀カプセルタワービル保存・再プロジェクト代表の前田さんから、先週「12月2日発売の”東京人”に面白い記事が載りますよ」という連絡をもらった。

東京人2017年1月号

当日の昼前に、図書館に行ってみたが、まだ並んでいない。その足で本屋に向かい入手する。「東京で全国のうまいものを食う」という特集だ。目次で見つける。P116からP123 まで。8ページ。自称「古い建築が好きな”建てたがらない建築士”」いしまるあきこ氏が執筆した「中銀カプセルタワービル・名建築が生きのびる方法」のことだった。

都市出版(株)が発行する月刊誌”東京人”は約10年前にカプセルタワーの建て替え問題について黒川紀章氏へのインタビュー記事を掲載している。2007年2月号、で松葉一清氏が黒川紀章氏に「築34年目にして取り壊しの危機に瀕している日本を代表する現代建築の保存問題」を聞いたものだ。前年の206年、管理組合の取り壊し賛成派が過半数を締め、アスベスト問題を絡めてマスコミが大きく取り上げた。また2007年1月には黒川氏が設計した国立新美術館が開館している。この年の10月同氏が亡くなった、そんな時期だ。

「メタボリズムの代表的建築というのに、なぜ黒川氏は保存、カプセルの交換をしなかったのか」としばしば問われる。このインタビューで、いかに本人が、カプセルタワーを残したかったか、努力をしたかが、読み取れる。

それから10年、日本建築学会や建築家協会、ドコモモなどの保存要望とは別の立場で、ただこの建物が好きな人たちが、雨漏りもものともせず住みつき、それぞれの立場、思い思いのやり方で保存運動を始めている。

名建築が生き残る方法

ライターのいしまるあきこさんも、そんな一人だ。ネット情報で見つけたカプセルタワービルに住んで、シェアオフィスとして使用しながら、みんなで使いながら名建築を次世代に引き継ぐ、とても具体的で魅力的な提案をしている。

いしまるあきこ
この提案はいしまるあきこさんのHPでも見ることができる。

2016/12/03(土) 20:39:26|歴史的建物を守る|

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