南極建築は日本初のプレハブ建築
南極建築は日本初のプレハブ建築
5月27日までLIXIL:GINZAで南極建築展
「モリナガ・ヨウのミニ原画展」は5月9日(火)まで
会場:LIXIL:GINZA 1階レセプションスペース
http://ax86.asp.cuenote.jp/c/bohYaa7lrug7cOag
「南極建築 1957-2016」のために制作された建築物のイラスト原画を中心に、他の作品原画も含めた27点を展示。
1957年、日本の南極観測が始まった。 越冬隊が観測のために命を預ける建築は、素人でも短時間で作れる木質パネルのプレハブ建築だった。パネルには、最高の素材と木工技術を駆使し、「工芸品」とも言われた。
日本建築学会は南極建築委員会を立ち上げ、総力を結集して設計・製作に挑戦した。その責任者が浅田孝。浅田はメタボリズムのリーダーの一人だ。
1957年、日本の南極観測が始まった。越冬隊が観測のために命を預ける建築は、素人でも短時間で作れる木質パネルのプレハブ建築だった。
イラストには、「パネル目地は、気密性を高めるため、外側からコーキングで密閉」と書かれている。
企画展示に合わせて発行される書籍に、「屋根パネル組み立て工法」の青焼き図面が挿入されており、「エバーシールで外部目地を充填する」と書かれている。
この時期、田中享二氏(東京工業大学名誉教授)は極地研究所から南極建築で使用するシーリング材の試験を依頼され、報告書をまとめている。
2017/05/07(日) 23:14:07|ニュース|