乾式浮床仕上げ工法 システムがグッドデザイン賞 受賞
乾式浮床仕上げ工法 システムがグッドデザイン賞 受賞
乾式浮床仕上げ工法 システムがグッドデザイン賞 受賞
総合防水材メーカーである日新工業株式会社の乾式浮床仕上げ工法PFシステムが、2018年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞した。
このシステムは『屋上に施工した防水層を損傷させずに直接設置が可能な二重床システム』で、スタンド(束)の設置はビスを使用しない設置方法を選択できるので、防水層に穴をあけず直接施工が可能。その結果、スタンドの固定に必要な保護コンクリートの打設が必要なくなり、屋根荷重を軽減しながら、屋上を自由にデザインすることが容易となる。
同社によれば、「PFシステムは建物の屋根面に対して、荷重・防水性能に配慮して、『都市空間をもっと楽しく、且つ機能的に使用したい』ことを目的にデザイン化し、20年近い実績を有するこのシステムが改めて評価された」、また審査員からは:『雨が多い日本では、屋上の防水と、水を流すための勾配が重要であり、美しい屋上をつくることが実はなかなか難しい。さらには屋上を使うためには、防水の保護のためにコンクリートの床(押さえコンクリート)を打設することになるが、屋上防水の要である防水層を隠ぺいしてしまい、メンテナンスを難しくするという矛盾をはらんでいる。このシステムは、防水層の上に、水平で取り外し可能な浮き床をつくるモノで、上記の欠点を一気に解決できるシステムである。実績のあるシステムでもあり、定番のデザインとして評価したい。』との評価を得たという。
本年10月31日(水)から5日間にわたり、東京・六本木のミッドタウンで開催される、最新のグッドデザイン全件が集まる受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2018」http://www.g-mark.org/gde2018/において、PFシステムが特別展示で紹介される。
2018/10/09(火) 01:01:31|ニュース|