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マンション地域ネットワーク「ルート16」が発足

マンション地域ネットワーク「ルート16」が発足

マンション保全の世直し隊
代表理事に毛塚 宏氏。

毛塚代表理事R0000358
発足式で趣旨説明する毛塚氏。

2019年11月17日、NPO「グリーンオフィスさやま」とNPO「匠リニューアル技術支援協会」は、狭山市駅前の狭山市市民交流センター2階研修室で、埼玉県西部地域を中心とする分譲マンションの新たなネットワーク「ルート16」発足式を開催、毛塚宏氏が代表理事に就任した。

当日は、26の管理組合(一部個人として)が参加、①ルート16発足の主旨説明、②西部地域における分譲マンションの実態、③今後の進め方について・・・などを検討した。今後、管理組合及び区分所有者相互の交流を促しつつ、マンションの長寿命化をめざした設計及び施工品質の向上さらには建物の保全という観点から点検・補修の重要性を喚起するとともに、マンションにおけるマネジメント力の向上を促すことに取組んでゆく。

代表理事に就任した毛塚宏氏は、発足までの経緯を、次のように述べている。

NPO匠リニューアル技術支援協会は、設立以来、管理組合への支援活動に積極的に取り組んできました。その一環として本協会では2002年~2015年にかけて和光市が取り組む管理組合への支援活動に協力。その取り組みが市民主導による「分譲マンション(管理組合)の地域ネットワークづくり」に発展しました。こうした取組みを他の地域にも拡大していきたいと考えています。その対象地域として今注目しているのは高経年マンションが集積する埼玉県の西部地域です(※)。その背景として、この地域において本協会のメンバーが管理組合への支援活動を通じてマンションの保全状況の悪さが大変印象に残るとともに、マンションの将来に危機感すら感じてきたからです。

また長年、狭山市のSマンションにおいて長期修繕計画の立案、大規模修繕工事や屋上防水工事の施工などに関わるなかで設計品質や施工品質にこだわったマンションの長寿命化対策を積極的に支援し、大きな成果をあげてきました。その成果の一端は、最近発行された『壊さないマンションの未来を考える』(住総研・マンションの持続可能性を問う研究員会編、(株)プログレス、2019年6月発行)の“マンション経営を考える”の中でも紹介されています。

こうした西部地域での経験や実績もふまえつつ、埼玉県西部地域を対象に、分譲マンションの新たな地域ネットワークとして「仮称:ルート16」を立ち上げ、管理組合及び区分所有者相互の交流を促しつつ、マンションの長寿命化をめざした設計及び施工品質の向上さらには建物の保全という観点から点検・補修の重要性を喚起するとともに、マンションにおけるマネジメント力の向上を促す取組にも努めることにした次第です。

※埼玉県西部地域におけるマンション・ストック(2018年1月現在)
川越市(263件、19,349戸)、所沢市(323件、22,822戸)、入間市(118件、11,301戸)、狭山市(98件、9,835戸)、鶴ヶ島市(63件、4,418戸)、飯能市(33件、1,805戸)、日高市(2件、97戸)、計900件。69,627戸

ルート16に関する問い合わせ先は↓
momo.kezuka@nifty.com

2019/11/17(日) 20:29:17|集合住宅改修 !&?|

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