ウレタン塗膜防水技能検定開始40周年
ウレタン塗膜防水技能検定開始40周年
ウレタン塗膜検定40周年を祝う
東京都塗膜防水技能検定協議会と日本ウレタン建材工業会(NUK)は9月30日、東京・中野の中野サンプラザで、技能検定防水施工ウレタンゴム系塗膜防水作業検定開始40周年記念式典を開催した。参加した会員と検定関係者・来賓65名が検定の歴史を振り返り、今後のあり方を語り合った。
当日は、東京都技能検定協議会鈴木崇浩副会長の開会の辞に続いて、渡辺光会長が主催者を代表して挨拶。来賓の東京都職業能力開発協会の杉本久雄部長、東京工大田中享二名誉教授の祝辞の後、NUK三浦吉晴会長の発声で乾杯した。
会場に展示された新旧の検定実技試験架台。2015年を境に大きく変わった。
渡部会長挨拶:昭和52年に始まったウレタン防水技能検定も40年を迎えた。27年度までの累計で、1級10,196名、2級5,334名とメンブレン防水の中では最多の技能士を擁するに至った。材料面でもウレタン防水はトップシェアとなっており、検定の役割は大きく、今まで以上の研鑽が必要だ。多くの課題解決のためにも、検定を支えた先輩たちに感謝し、あるべき未来を語るためにこの式典を企画した。
また渡辺会長は挨拶の中で、厚生労働省が9月21日付けで、報道向けに配信した、「MOCA・モカ(一部のウレタン防水硬化剤に含まれる特化物)による健康障害の防止対策の要請」のリリースを紹介し、モカフリー材料への転換を訴えた。
開場30分前のスタッフミーティング
2016/10/01(土) 00:54:59|ニュース|