「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

で、銀座8丁目のカプセルタワーに行ってみました。

で、銀座8丁目のカプセルタワーに行ってみました。

確かにカプセルタワー。
カプセルを交換すればメタボ建築であることは証明できますね。
交換=新陳代謝(メタボリック)

カプセルタワー

1の目サイコロがたくさん積み重なっています。1階にあったはずのサンプルルームが見当たりません。たまたま1階に居た人に尋ねると「2~3日前に、どこかに持っていったね。美術館らしいよ」と言っていました。
車好きの友人が「汚いまま乗っていい車と、きれいに乗らなきゃいけない車がある。それはルールじゃなくてマナーなんだ」と。この言葉は建物にも当てはまりそうですね。

そんな話をルーフィングジャーナリストの佐藤孝一に話すと、こんな写真を見せながら、教えてくれました。

1972年に建てられたカプセルタワービル。マンションの1室そのものがカプセル。
丸い窓が付いた床面積10平米の立方体のブロックの一つ一つが部屋になっていて、中にはテレビやオープンリールのオーディオセット、冷蔵庫)などの家具が作りつけになっている。

何しろ昭和47年だし、天井は低いし、カプセル外部はもちろん内部の設備も老朽化しており、住み心地がいいとはお世辞にも言えないんだが、「住みたい」と言う人も多い。建築当時は最先端だったカプセルマンションも築40年近く経って、老朽化が激しく、雨漏りも止まらず、当初、可能とされていたもののカプセルの交換も結局1個もされずじまいだった。

設計者の黒川氏は「世界遺産にノミネートされている」と主張して保存を求めたが、その信義をめぐって週刊誌と裁判沙汰になったり。結局アスベストが使用されていることもわかって、2007年に管理組合の議決で解体が決定した。

実際の住み心地については2008年ころの間借り人のブログ
http://blog.livedoor.jp/capsule_tower/archives/cat_1169970.html
で見ることができます。

ユニット劣化

続く。

2011/10/03(月) 00:04:51|歴史的建物を守る|

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