「燃水祭」カウントダウン
防水の起源。「燃水祭」カウントダウン
近江神宮のホームページトップに「燃水祭」が出ました。
http://oumijingu.org/
そして黒川村(現・新潟県胎内市)からも「黒川燃水祭」のお知らせ到着。
この画はもちろん、小堀鞆音「燃土燃水献上図」。
黒川燃水祭
新潟県内の石油産出地は、黒川・新津・東山丘陵・西山丘陵・頚城地方などの油田が著名であり、くそうず(草水・臭水)という原油を示す地名も残ります。
新潟県胎内市がコシと呼ばれていた頃、天智7(668)年の日本書紀(第二十七巻)の記録に越の国が、燃ゆる土(アスファルト)と燃ゆる水(原油)とを献るという日本最古の原油献上の記述があり、胎内市のなかでも旧黒川村にあたる塩谷・下館は、この献上地といわれています。
この燃水祭は、地元の越の国臭水遺跡保存会が、昭和62年から続けてきました。先人が臭水(原油)に係わって生活してきた歴史を振り返り、この貴重な文化を後世に残すことを使命とし、未来を担う子どもたちに郷土愛を深めることを目的とします。
- 開催予定日 平成23年7月1日(金) 午前10時30分~11時30分
- 会 場 シンクルトン記念館 (新潟県胎内市下館1622)
- 主 催 越の国黒川臭水遺跡保存会
もちろん、ルーフネットと日本防水の歴史研究会は現地取材します。
当日は、
一、降 神
一、献 饌
一、献上採油の儀
一、点 火 の 儀
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一、献 上 行 列
と続きます。
7月1日の黒川燃水祭は、7月7日、滋賀県近江神宮で行われる燃水祭のいわば前夜祭。オリンピックの聖火の点火式ですね。 これが460キロ先の近江神宮に献上され、7月7日燃水祭が斉行されます。
2011/06/19(日) 00:03:11|ARCHIVES|