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「施工と管理」銅屋根クロニクル-60-

「施工と管理」銅屋根クロニクル-60-

繊細にして荘厳
戦いの神を祀る華麗な本殿
香取神宮(千葉県)

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千葉県北東部、香取市香取に鎮座する下総国一宮(しもふさのくにいちのみや) 香取神宮。

茨城県鹿嶋市の鹿島神宮(銅屋根クロニクル35で紹介。祭神はタケミカヅチ)と、千葉県香取市の香取神宮(祭神はフツヌシ)は、利根川を挟んで比較的近くにあり、日本神話の中でも深いかかわりのある神様が祀られる神社である。東京方面から行く際には、この2社をセットでお参りすることが多い。

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香取3

古事記によればイザナギとイザナミは、夫婦神で、天つ神から、まず島を作ることを命じられ、日本列島となる島々を生み、島を生み終えると、夫妻は神様を生み始めた。全部で35人の神様が生まれたが、最後に生まれたカグツチ(火の神様)に陰部を焼かれたのがもとで、イザナミは亡くなってしまう。イザナギは怒って、カグツチを切り殺した。その刀についた血が飛び散り、その血からまた、タケミカヅチノミコト、フツヌシノオオカミほか何にもの神様が生まれ。そのひとりが、フッツヌシに関しては、古事記には記述はなく、日本書紀にだけ登場する。いずれもアマテラスよりも先に生まれた神様である。刀から飛び散った血から生まれたということで、タケミナカタもフツヌシも、勇ましい武運の神とされる。

創建は、紀元前643年と伝えられ、古くから国家鎮護の神として皇室からの御崇敬が篤く、『神宮』という称号で呼ばれたのは、明治以前には伊勢神宮、香取神宮、鹿島神宮の3つだけであった

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日本金属屋根協会が毎月発行する機関誌「施工と管理」に「銅屋根クロニクル」を連載させていただいています。この企画は日本の重要な近代建築や寺社建築とその銅屋根を紹介し、板金職人の技と心意気を伝えようというものです。物件と紹介と銅屋根施工のポイントを紹介してゆきます。
バックナンバーはこちら>>http://www.kinzoku-yane.or.jp/chronicle/index.html

「施工と管理」銅屋根クロニクル-60-香取神宮(千葉県)

(一社)日本金属屋根協会機関誌「施工と管理」№365、2018年112月号より

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2018/12/30(日) 18:38:37|屋根|

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